フェンダー ミュージカル インストゥルメンツ コーポレーション(所在地:米国カリフォルニア、CEO アンディ・ムーニー)は、レコード会社に所属しないインディペンデント・アーティストを応援する新プロジェクト“Player Plus Studio Sessions: Powered by Fender”を開催することを、2021年9月30日(木)に発表した。
世界各地でロックダウンやソーシャル・ディスタンスが強いられる中、音楽業界でも多くのアーティストが厳しい状況に直面している。そこでフェンダーでは、フリーで活動するアーティストへ、レコーディング・スタジオで楽曲制作を行なう機会や、音楽の芸術的創造に必要となるツールを提供し、アーティストたちの活動をサポートする新しいグローバル・プロジェクトを企画した。
このプロジェクトを実現するために、フェンダーはアメリカ、イギリス、オーストラリア、日本、メキシコの著名なレコーディング・スタジオと連携し、世界各地のキャンペーン当選者に、エンジニアつきのレコーディング・スタジオ利用の無償提供、ミックスダウン料金のサポート、フェンダーの最新シリーズ“Player Plus”のギター/ベースの提供、そして業界関係者からアドバイスを受ける貴重な機会を提供する。また当選者にはフェンダー公式サイトで紹介されるチャンスも与えられる。
参加希望者は、最近リリースした楽曲、ミュージック・ビデオ、またはライブ・パフォーマンスのデータをフェンダーに提出する。応募資格は18歳以上であること、ギターまたはベースを演奏しているかバンド・メンバーが演奏していること、レコード会社に所属していない独立したアーティストであることが条件となる。
応募作品は、注目を集めるプロデューサー、アーティスト、ジャーナリスト、そしてフェンダー社幹部で構成される審査チームによって厳正に審査される。審査チームのメンバーは、フェンダー社CEOのアンディ・ムーニー、フェンダー社マーケティング及びアーティストリレーションズ責任者のマット・ワッツ、伝説のシンガーソングライター兼プロデューサーのナイル・ロジャース(米国)などで、日本からはギタリストのCharが参加する。
また日本の当選者には、国内で最も歴史のあるレコーディング・スタジオのひとつであるFREEDOM STUDIO INFINITY(東京都新宿区)を利用する機会が与えられる。
本キャンペーンの応募期間や応募方法、賞品などの概要は下記のとおり。詳細はキャンペーン公式サイトで確認を。
PLAYER PLUS STUDIO SESSIONS: POWERED BY FENDER®
キャンペーン概要
名称:
Player Plus Studio Sessions : Powered by Fender®
応募期間:
2021年9月28日(火)から2021年10月21日(木)午後4時59分まで
当選発表:
2021年11月(予定)
当選組数:
2組
応募対象者:
18才以上のレコード会社/レーベルに所属していないアーティスト(ソロ、バンド、インストゥメントなど、パフォーマンス形態は不問)
賞品:
・レコーディングスタジオ10時間利用
・ミックスダウン料金($500相当)
・Player Plusギターまたはベース一本(当選1組に対して1本/レコーディング時に使用することが条件)
・アリー・ハースタンド氏によるコンサルティング
・フェンダー公式ソーシャルチャンネルで紹介されるチャンスも!
応募方法:
応募ページより最近のシングルまたはミュージック・ビデオと自身の才能、演奏、スキルを最もよく表現しているライブ・パフォーマンスの音声/映像データを提出。応募できる楽曲は、ソロまたは共同作曲によるオリジナル楽曲のみ。またいくつかの質問への回答が必要。
キャンペーン・サイト:
https://fendernews.jp/player-plus-studio-sessions-powered-by-fender/
応募ページ:
https://www.playerplusstudio.com
※10月6日より日本語による応募ページが公開予定。詳細は上記キャンペーン・サイトより案内される。
ナイル・ロジャースによるコメント
「私は1970年に初めてMustangを買って以来、フェンダーのファンで、今でも50年前のストラトキャスターを手に世界中を旅しています。」
「私は新しいアーティストを育てることに情熱を持っており、それは私の人生の中でずっとやってきたことです。私の願いは、ミュージシャンが自分の技術を次のレベルに引き上げることで、世界がこれまでに聞いたことのないような、まったくユニークなものを発見できるようになることです。フェンダーは、新世代のアーティストやクリエイターにとって、決定的な楽器となるような特別な機材を提供してくれると信じています。」
アンディ・ムーニー(フェンダーCEO)によるコメント
「フェンダーは、アーティストが創造性を発揮するために必要なリソースを提供することに専念しています。この”Player Plus Studio Sessions: Powered by Fender®”は、フェンダー社のアーティストに対するあらゆる段階での献身的な姿勢を表現したものです。このプログラムがアーティストのキャリアを飛躍的に向上させ、夢を実現するための情熱を高めてくれることを願っています。」
Char(日本人アーティスト審査員)
1955年、東京生まれ。8歳からギターを手に取り、中学生の頃から、プロとしてのキャリアを初める一方、17歳にして伝説のバンド、スモーキー・メディスンを結成。1976年に「Navy Blue」でソロ・デビュー。「気絶するほど悩ましい」「Smoky」「闘牛士」などのヒット曲を生み出す。ソロ活動と並行し、Johnny, Louis & CharやBAHOなどでも活動。
2009年にはZICCA.NETレーベルを立ち上げ、自身が影響を受けたギタリストの名曲をChar独自の視点でアレンジした一発録りDVD+CDアルバム『TRADROCK by Char』全7作を発表。
2015年、還暦アルバム「ROCK十(ロックプラス)」をリリース。(楽曲提供・プロデュース:泉谷しげる、佐橋佳幸、布袋寅泰、ムッシュかまやつ、石田長生、奥田民生、松任谷由実、佐藤タイジ、JESSE、福山雅治、宮藤官九郎、山崎まさよし)
ギターマガジン2019年8月号「ニッポンの偉大なギタリスト」ランキング1位。ギターマガジン2020年7月号「ニッポンの偉大なギター名盤」ランキング1位(1stAlbum『Char』)に選出。
そして2021年、デビューから45周年という節目を迎え16年ぶりとなるニュー・アルバム『Fret to Fret』をリリース。12月11日には日本武道館での記念コンサート開催決定。
・オフィシャル HP:https://www.zicca.net
・「Fret to Fret」MV:https://youtu.be/x7Fec9q67mU
FREEDOM STUDIO INFINITY
1976年創業、日本で最も歴史あるレコーディングスタジオのひとつで、創業当時から現在に至るまで、歴史を彩るヒット曲を生み出し続けている。
スタジオの設計は、アメリカでも多くの名だたるスタジオを手掛けているトム・ヒドレー。マイク、機材の豊富さは国内トップ・クラスで、ヴィンテージから現行品まで揃っている。
アーティストが納得のいく最高音質でライブ配信ができるよう、映像設備や照明にも妥協はなく、4Kカメラ10台をスタジオ内に設置、レンズも豊富に揃えており、照明は、レコーディングスタジオへの導入は世界でも初めてという、ムービングライト「SALIOT」を設置。コントロールームから、スマートフォンで手軽に色、向き、配広角も変えられる。
「アーティストが良い音楽を生み出せる場」であり続けるために、ホスピタリティも重視。カリスマから、これからを担うアーティストまで、バンドから、ジャズ、クラシックまで客層も厚く、伝統を重んじながらも、ダイナミックに変化し続ける、唯一無二のレコーディング・スタジオである。
Fender Player Plus
フェンダーの最も象徴的なモデルを現代に蘇らせたシリーズ。
ノイズレス・ピックアップは、クラシカルなフェンダー・サウンドを提供するとともに、透明感を高め、高度なスイッチング機能により、多様な音色オプションを提供する。
また滑らかにロールオフ処理されたフィンガーボード・エッジやロッキング・チューナーのほか、ベルエア・ブルー、シルバー・スモーク、テキーラ・サンライズといった鮮烈でフレッシュなカラーリングなど、アップグレードされた特徴を持つ。
・Fender Player Plusシリーズ紹介ページ
https://www.fender.com/ja-JP/player-plus.html