2014年にアメリカのマサチューセッツ州で設立されたハンドメイド・エフェクター・ブランド、カッパーサウンド・ペダルズ(CopperSound Pedals)から、ユニークな形状を持った2機種のペダル、“Strategy”と“Broadway”が登場した。国内での出荷はミックスウェーブ株式会社により2021年10月15日(金)より順次開始される。
Strategy
Strategyは、オーディオ用のHi-Fiオペアンプを採用したハイ・クオリティなプリアンプ/クリーン・ブーストで、デザインはストラトキャスターの一部を切り取ったかのようなユニークなものになっている。
プリアンプとして使用するのに充分な音量を稼げるだけでなく、アンプを気持ち良いところまでドライブさせるのに必要な音量まで低ノイズでブーストさせる。
トーン・コントロールのレンジが広く、サウンドの微調整を簡単に行なえるのも特徴の1つ。ボリューム・コントロールは30dB以上のブーストが可能となっている。
アンプ直のサウンドに艶をプラスするために常時ONの状態で使うほか、ドライブさせるためのブースターとして使用するのにも適した便利な1台だ。
9Vと18Vのどちらでも駆動するが、広いヘッドルームとダイナミックレンジを得たい時は18Vでの駆動が推奨されている。
また筐体のカラー、ピックガード、ハードウェアは、オーダーによりカスタマイズ可能。日本国内ではBlack Mintがノーマル・モデルで、その他のカラー・バリエーションは特別仕様として展開される。自分のギターと同じカラーを選ぶのも楽しそうだ。
カラー・バリエーション
CopperSound Pedals
Strategy
【想定売価】
36,300円(税込)
【問い合わせ】
ミックスウェーブ TEL:03-6804-1681 http://www.mixwave.co.jp/
Broadway
BroadwayはRangemasterの回路にインスパイアされたトレブル・ブースター&ゲルマニウム・プリアンプで、テレキャスターの前身であるブロードキャスターを模したデザインがユニークなペダルだ。
本機のトレブル・ブースターは実際にはロー・カットとミッド・ブーストを行なうため、余計な帯域をカットし、アンプを充分にドライブさせるまでブーストできる。そのため低域が飽和せず、ゲルマニウムらしいファズのような太い歪みでありながら、コードを弾いても音が潰れないのがポイントだ。
トーン・コントロールは3ウェイ・スイッチになっており、本物のギターのピックアップ・ポジションを切り替えたようなサウンド変化が得られる。
またTropical FishコンデンサーとOC44ゲルマニウム・トランジスターが、テレキャスター・サウンドをイメージさせるレンジの広いサウンドを、ボリュームでのブーストと共に作り出す。
本機にも複数のカラー・バリエーションがあり、下の写真の2種以外のカラーも近日中にリリースされる予定となっている。
カラー・バリエーション
CopperSound Pedals
Broadway
【想定売価】
36,300円(税込)
【問い合わせ】
ミックスウェーブ TEL:03-6804-1681 http://www.mixwave.co.jp/