東京は赤坂のミュージック・レストラン=MZES TOKYOが企画した、則竹裕之(d)と須藤満(b)の35周年記念セッションへ参加したことをきっかけに結成されたという、安藤正容の新バンド=アカサカトリオ。5月7日に同レストランで行なわれたライブでの最新使用機材を紹介しよう。
文=福崎敬太 撮影=星野俊 協力=MZES TOKYO
Sound System
アカサカトリオでのライブは①Kemper Profiler Stageをメイン・アンプとしたシステム。①のセンド/リターンに②Dry Bell/Vibe-Machine(ビブラート/コーラス)、③AMATERAS JAPAN/LINE TRANS(トランス/通称ニーヴくん)、Shin’s Music Perfect Volume Hybrid(ボリューム・ペダル/④)の順につながっている。
②は敬愛するマイケル・ランドウの使用をきっかけに入手したモデル。ビブラートとコーラスの2モードが選べるが、安藤はビブラートとして使用。
③は以前のシステムでLee Custom Amplifierの12AU7 Buffer + Booster(バッファー)が担っていたセクションで、Kemperのデジタル臭さを緩和する役割の1台。
これまでKemperのエクスプレッション・ペダルでコントロールしていたボリュームは、“カーブが扱いづらい”という理由から④でコントロールするようになった。
