ギター・マガジン2022年7月号のFeatured Guitaristは、新作『物語のように』をリリースした坂本慎太郎! 今回はその特集の中から、ゆらゆら帝国時代からの絶対的メイン器である1971年製ギブソンSGスタンダードの紹介記事を、特別に抜粋/再編集して掲載する。本誌では最新撮り下ろしインタビューに加え、本器も含めたレコーディング&ライブ使用機材の紹介など、16ページにわたって展開! お見逃しなく!!
文:小林弘昂 ギター撮影:西槇太一
※本記事はギター・マガジン2022年7月号『Featured Guitarist:坂本慎太郎』から一部抜粋/再編集したものです。
Gibson
1971 SG Standard
坂本慎太郎のアイコニックな1本
90年代後半〜2000年頃に購入し、ライブでのメインとして愛用し続けている71年製。
最近はフロント・ピックアップを使用している。メイン・アンプのSupro Thunderboltはハイが出るため、フロントだとちょうど良くなるそうだ。
トーン回路はバイパスされ、ブリッジとテイルピースの間には共振防止の詰め物を入れているほか、ボディ・バックには水木しげるのサインが入っている。
今作『物語のように』のレコーディングでも登場したそうだが、“どの曲で使ったかは覚えていない”とのこと。
弦は“どこにでも売っていて安いから”という理由でErnie Ballの.010〜.046を使用。
ギター・マガジン2022年6月号
『名手が明かす、最高のストラト・サウンドの鳴らし方!』
本記事はギター・マガジン2022年7月号にも掲載されています。表紙特集はストラトキャスター!! 国内の名手たちがストラトの魅力や実践的な使い方などを語ってくれています。歴史的名器を追った「伝説に残る10本のストラトキャスター」も必読!!
作品データ
『物語のように』
坂本慎太郎
zelone records/zel-026/2022年6月3日リリース
―Track List―
01. それは違法でした(That Was Illegal)
02. まだ平気?(You Still OK?)
03. 物語のように(Like A Fable)
04. 君には時間がある(You Have Time But I Don’t)
05. 悲しい用事(Sad Errand)
06. スター(Star)
07. 浮き草(Floating Weeds)
08. 愛のふとさ(Thickness of Love)
09. ある日のこと(One Day)
10. 恋の行方(The Whereabouts Of Romance)
―Guitarist―
坂本慎太郎