今年で創業45周年を迎えたHeadwayが、希少材の楓(カエデ)を使い“秋の情景と紅葉”をテーマにデザインしたアコースティック・ギター、“Autumn Leaves”を発表した。
ラインナップは“HD-Autumn Leaves ’22 F, S/STD”と“HF-Autumn Leaves ’22 F, S/STD”の2モデルで、前者は17本のみ、後者も18本のみの限定販売となる。
ボディ材はトップがシトカ・スプルースで、バックとサイドは楓。希少材である楓は非常に上質で杢目の通った白木を特徴とし、パリッとした高音域と伸びやかで表現力豊かな中音域を持つ。
また本モデルはコスト・パフォーマンスに優れたStandardシリーズに属する製品だが、上位グレードのAska Team Buildシリーズと同様に、ボディとネックを別々に塗装したあとに、伝統的な蟻溝(ありみぞ)工法によってジョイントする“後仕込み”方式が採用されている。この工程には高度な技術と高い精度が要求されるが、これによってアコースティック・ギターの豊かな鳴りが得られる。
ヘッドと指板には、秋の風物詩であるトンボ、紅葉、ススキをモチーフにした見事なインレイ・ワークが施されている。ボディのエンド側からネック側に向かって徐々に色が深くなるグラデーション状のフィニッシュも、秋の夕暮れから夜への移ろいを思わせる美しい仕上がりだ。
そしてサウンドホール内のラベルには、45周年記念モデルであることを示す“Headway 45th ANNIVERSARY”のロゴが入れられている。
Headway
HD-Autumn Leaves ’22 F, S/STD
HF-Autumn Leaves ’22 F, S/STD
【スペック】
Body Top: Sitka Spruce
Side&Back: Kaede
Neck: African Mahogany
Fingerboard: Richlite
Nut: Bone
Saddle: Bone
Bridge: Richlite
Machine Heads: GOTOH/SG301-01-GG
Scale: HD:645mm・HF:628mm
Width at Nut: 43.0mm
Bracing: Scalloped Forward Shift X Bracing
Finish: Thin Urethane
Strings: Elixir/NANOWEB Light(.012-.053)
Accessories: ハードケース、レンチ、保証書
【希望小売価格】
各270,000円(税込)
【問い合わせ】
ディバイザー カスタマーサポート TEL:0263-57-9608 https://www.deviser.co.jp/contactform