ギターとアンプのボリュームはそれぞれどう使い分ける? | ギター知恵袋:022 ギターとアンプのボリュームはそれぞれどう使い分ける? | ギター知恵袋:022

ギターとアンプのボリュームはそれぞれどう使い分ける? | ギター知恵袋:022

ギター初心者に贈るQ&A集。あなたの疑問に答えます!

文:いちむらまさき 撮影:山下陽子(SLANG)
*この記事は書籍『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。
*画像は書籍からの流用のためモノクロです。ご了承ください。

Q:
アンプはもちろんですが、ギター本体にもボリュームがあります。このボリュームはどう使い分ければ良いんですか?

A:

ギター本体のボリュームはいつも10(マックス)にしておいて、ここは演奏中に触らないという人もいますし、こまめにギター・ボリュームを調整する人もいます。

調整している場合は、ギター本来の音量(出力)をコントロールしている、ということです。

例えばその出力先となるアンプ側で音色を歪ませている場合、ギターのボリュームを下げる(=出力が下がる)ことで、その歪み具合を下げることができます。同様にエフェクターをつないでいる場合は、ギター・ボリュームを下げることでエフェクターの効き具合が下がったようになります。

エフェクターより手前にボリューム・ペダルを使用していれば同じ調整ができますので、その場合はギター本体のボリュームは10に固定でOKとなります。

一方アンプ側のボリュームは一度音量を決定しておいたら通常は演奏中には触れないものです。基本的には“演奏中の最大音量を決めておくためのツマミ”という役割になると考えて下さい。

アンプのボリュームとギターのボリューム
基本的には、アンプのボリューム(写真左)は演奏中の最大音量決定、ギターのボリューム(写真右)は演奏中に音量やエフェクターなどの効きをコントロールするための調整用と考えましょう。

『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます! 知らなきゃ損するギター知恵袋』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
発売日2015/12/10
ISBN9784845621262

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki