ギターが上達しやすいキーの順番がある? | ギター知恵袋:070 ギターが上達しやすいキーの順番がある? | ギター知恵袋:070

ギターが上達しやすいキーの順番がある? | ギター知恵袋:070

ギター初心者に贈るQ&A集。あなたの疑問に答えます!

文:いちむらまさき
*この記事は書籍『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。

Q:
「キー(調)」ってあるじゃないですか? 習得する曲の順番として、そのキーは何か関係ありますか?

A:

ギターを始めるなら、本来は最初の数年間で、CキーとAmキーの曲ばかりをマスターすると、コードの意味が深く理解できると筆者は思っています。しかし現実には(筆者も若い頃そうであったように)他のキーの曲だってバンバン弾いちゃうでしょう。

そんな中でも、できるだけこれを先にやっておくと良いという前述の2つ以外の簡単なキーは、Cキーに近いコードが出てくるキーです。G、F、Em、Dmキーの4つですね。C、A m、G、E m、F、D mなどの、Cキーに含まれるコードが目立つ曲からトライしていくのが良いということです。

これらのキー以外だと五線譜に付く♭や♯が増えて難しくなっていくので、まずはその6つのキーからやっていくのが、コードの仕組みをなんとなくわかっていきやすい順番だと思います。

キーがC、 G、Fの3和音と4和音
円内のコード表記は、3和音(3声の和音)が黒色文字です。薄い色の文字も含めると4和音(4音の和音)。初期段階では、3和音を中心に覚えていき、だんだん4和音も覚えていくことになるでしょう。

※ マイナー・キーの場合は、( マイナー・キーの)ルート音から5番目のコードに7を付けたコードを使うことが多いです(Amキー→E7、Emキー→B7、Dmキー→A7)。

『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます! 知らなきゃ損するギター知恵袋』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
発売日2015/12/10
ISBN9784845621262

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki