セーハのコツはありますか? | ギター知恵袋:096 セーハのコツはありますか? | ギター知恵袋:096

セーハのコツはありますか? | ギター知恵袋:096

ギター初心者に贈るQ&A集。あなたの疑問に答えます!

文:いちむらまさき 撮影:山下陽子(SLANG)
*この記事は書籍『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。
*画像は書籍からの流用のためモノクロです。ご了承ください。

Q:
セーハをするのが苦手です。コツがあるのでしょうか?

A:

誰でも最初のうちはセーハで苦労します。

苦労するセーハの代表がFコードですが、Fコードの押さえ方も、6~5弦を弾かない方法や、6弦1フレットを親指で押さえてしまう方法など、色々あります。

また、1フレット人差指のセーハも、例えばメジャー・コードの場合、5~3弦は他の指で押さえているわけなので、人差指は指板中央あたりに関しては力を入れる必要はありません。

このように、最初に提示された方法以外の押さえ方を探したり、効率良い押さえ方のポイントを考えてみることで、次第にセーハも攻略できるようになっていくと思います。

何ごともトライしたその日にできるわけではなく、だんだんできるようになっていくということです。

そもそもアコギのセーハに比べれば、エレキでセーハを押さえる場合は弦が細い分、わりと楽です

6弦を親指で押さえたFコード
Fコードのセーハが大変な時は写真のように6弦を親指で押さえてしまうというのも1つの方法。

『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます! 知らなきゃ損するギター知恵袋』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
発売日2015/12/10
ISBN9784845621262

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki