身体への負担を軽減するギター用ギグバッグ ROSIÉより10月に発売 身体への負担を軽減するギター用ギグバッグ ROSIÉより10月に発売

身体への負担を軽減するギター用ギグバッグ ROSIÉより10月に発売

 ミュージシャンの身体へのケアと、音楽に集中できる環境作りを理念にしているROSIÉより、ギター用のギグバッグが登場した。

 製品名は“ROSIÉ Ultralight Guitar Case”で、発売は2023年の10月を予定。予約の受付はすでにGeek IN Box内の公式ページおよびデジマートで開始されている。

ROSIÉ Ultralight Guitar Case(表)
ROSIÉ Ultralight Guitar Case(表)
ROSIÉ Ultralight Guitar Case(裏)
ROSIÉ Ultralight Guitar Case(裏)

 本製品の大きな特徴は、AGS(Anti Gravity System)という名の新技術が採用されていることだ。

 このAGSは、荷物を背負って歩いた時に、ショルダー部分がバネのように上下することで、体感重量が約40%軽減されるというもの。

 ビジネス・バッグなどにはすでに利用されている技術だが、ギター用のギグバッグにこのAGSを採り入れたのは本製品が世界初とのことだ。

ショルダー部と、AGSの説明など書かれたラベル
ショルダー部と、AGSの説明など書かれたラベル

 また開発の過程でバックパックの専門家に意見を求めたところ、従来のギグバッグの多くはショルダー・ストラップの取り付け位置に問題があり、重心が背中からズレることでバッグが大きく揺れ、それが疲労につながることがわかったという。

 そのため本製品のショルダー・ストラップは、重心が背中にフィットし、無駄な動きを生まないようにデザインされている。

 さらに軽量化を目指しながらも、保護性能は可能な限り保持していることも本製品の特徴の1つだ。

 たとえばギターのヘッドのストリング・ポストが当たる部分には硬めのカバーが取り付けられ、デリケートなネックの裏側はパッドで支える構造になっている。またボディ・エンド部分は、地面に触れることが多いバッグの底面とエンド・ピンが接触しないように設計されている。

ヘッド部分のカバー
ヘッド部分のカバー
ネック部分のパッド
ネック部分のパッド

 全体の重量は1.71kgで、寸法は440 × 1090 × 80mm(ポケット部分を除く)。

 対応するギターは、フェンダーのストラトキャスターやテレキャスター、ギブソンのレス・ポール、PRSのCustom24など。

レス・ポール・カスタムを収納したギグバッグ
レス・ポール・カスタムを収納したギグバッグ

 なお本製品と同時に、ベース用のギグバッグ“ROSIÉ Ultralight Bass Case”も発表された。こちらも発売は10月が予定されている。

製品の使用イメージ
製品の使用イメージ
製品の使用イメージ
製品の使用イメージ

 なお、これらのギグバッグは、ROSIÉブランドの製品としてはストラップに続く第2弾となる。ストラップについては次の記事を参照してほしい。

■ ROSIÉ Ultralight Guitar Case 公式ページ
https://shop.geekinbox.jp/?pid=176526276

Rosié
Ultralight Guitar Case

【スペック】
重量:1.71kg
サイズ:440 × 1090 × 80mm(ポケット部分除く)

【価格】
22,000円(税込)
*ベース用のROSIÉ Ultralight Bass Guitar Caseは24,200円(税込)。

【問い合わせ】
ベーシック株式会社 https://rosie.bz