フリーザトーンより、シグナル・ジャンクション・ボックスの新製品2モデルが登場 フリーザトーンより、シグナル・ジャンクション・ボックスの新製品2モデルが登場

フリーザトーンより、シグナル・ジャンクション・ボックスの新製品2モデルが登場

 フリーザトーン(FREE THE TONE)より、シグナル・ジャンクション・ボックスの新製品として“JB-41C”と“JB-82C”の2モデルが登場した。

JB-41C

JB-41C
JB-41C(側面の端子)

JB-82C

JB-82C
JB-82C(側面の端子)

 シグナル・ジャンクション・ボックスは、フリーザトーンがこれまでに最も多くカスタム製作してきた製品だ。

 ケーブルとケーブルを接続するシンプルな製品だが、次に挙げるメリットがあることから、⾮常に多くのミュージシャンたちがペダルボードやラック・システムに組み込んで使⽤している。

  • 機器間の配線がシンプルになり、セットアップに必要な時間を短縮することができる。
  • ペダルボード内の狭い場所に並べられたエフェクターなどに直接接続せず、ジャンクションボックスを経由することで、ケーブルやプラグへのダメージを減らすことができる。
  • INPUT端⼦は、本製品を配置する場所によってどちら側の端⼦も⼊⼒として使⽤可能。

 今回発表されたJB-41CとJB-82Cもまた、フリーザトーンが20年以上にわたって蓄積してきたノウハウを詰め込んだ製品であり、ユーザーに高品質なサウンドと高い利便性を提供するものとなっている。

 おもな特徴は次のとおり。

  • JB-41Cは、8つの1/4インチ標準フォーン・ジャックと、2つのDIN 7Pinコネクターを装備。
  • JB-82Cは、16個の1/4インチ標準フォーン・ジャックと、4つのDIN 7Pinコネクターを装備。
  • JB-41Cは4回線のうちの1回線が、JB-82Cは8回線のうちの2回線がステレオ・プラグに対応。オーディオ・ラインのバランス信号やステレオ・プラグを使⽤したアンプなどのコントロール信号の接続ができる。
  • DIN 7Pinコネクターにより、MIDIケーブルやフリーザトーンARCシリーズのLINK接続も可能。

 さらに小型のペダルボードではシグナル・ジャンクション・ボックスの上にエフェクターやチューナーなどを配置するケースも増えてきたため、従来の製品から次の2点が改良されている。

  1. 端⼦名称表⽰をシルク印刷に変更(JB-41C & JB-82C):従来のラベルを貼った仕様の場合、上から⾯ファスナー(マジックテープ)を貼ると、脱着時に剥がれてしまう可能性があるため、シルク印刷に変更。
  2. ⾼さを低く変更(JB-41C):シグナル・ジャンクション・ボックスの上に他の機器が配置されることを考慮し、JB-41Cの⾼さを従来モデル(JB-41C)の56mmから34mmに変更。

 なお、発売日は両製品ともに2024年3月28日(木)が予定されている。

 自分のペダルボードの刷新を考えている人は、この機会にシグナル・ジャンクション・ボックスの導入またはリニューアルを検討してみてはいかがだろうか。

FREE THE TONE
JB-41C SIGNAL JUNCTION BOX

【スペック】
●端⼦:1/4インチ標準フォーン・ジャック×8(モノラル×6、ステレオ×2)、DIN 7Pinコネクター×2(MIDI/ARC-3 LINK⽤)
●サイズ:120(W)×74(D)×34(H)mm(ジャック等の突起物を含む)
●重量:約340g
●付属品:保証書、WEBサイトアクセスカード

【価格】
19,800円(税込)

【問い合わせ】
フリーザトーン http://www.freethetone.com

FREE THE TONE
JB-82C SIGNAL JUNCTION BOX

【スペック】
●端⼦:1/4インチ標準フォーン・ジャック×16(モノラル×12、ステレオ×4)、DIN 7Pinコネクター×4(MIDI/ARC-3 LINK⽤)
●サイズ:120(W)×74(D)×56(H)mm(ジャック等の突起物を含む)
●重量:約510g
●付属品:保証書、WEBサイトアクセスカード

【価格】
27,500円(税込)

【問い合わせ】
フリーザトーン http://www.freethetone.com