ギターで作曲する時の、自分なりのスタイルを決めるべし! | ギター作曲100の裏ワザ:001 ギターで作曲する時の、自分なりのスタイルを決めるべし! | ギター作曲100の裏ワザ:001

ギターで作曲する時の、自分なりのスタイルを決めるべし! | ギター作曲100の裏ワザ:001

ギタリストならではの、目からウロコな作曲法があふれ出す!

文:いちむらまさき イラスト:花くまゆうさく
*この記事は書籍『ギター作曲100の裏ワザ 知ってトクするおもしろアイディア&ヒント集』(2010年/リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。

作曲に慣れていない人は ➡ 物体の保管法を決めよう

 誰でも、鼻歌は歌えますよね。鼻歌を歌えるということは、作曲能力とアドリブ能力があるということです。ただし、良い曲を作るとなると、そこには他人からの評価が関係してくるので話は別です。

 1曲目から素晴らしい曲が書ける人なんていません。何十曲、何百曲と形を残していくことにより、上達していくのです。肝心なことは、鼻歌の初心を忘れずに自由でありつつ、作品のレベルを上げていくこと。そのためには、「作曲慣れ」することが大切で、作曲慣れするには自分の「作曲スタイル」を決めることです。

 「私、作曲してるの」と言うには、自分の作品を人に渡すために“物体”として残さなければなりません。つまり、作曲したものを何らかの手段で保管しておかなければいけないのです。そのためには、カセット・テープ、パソコン、MD、譜面などのどれを貯蓄の手段として使っていくか?を決めることが重要になります。これを決めることにより、自分の作曲スタイルも決まってくるのです。

テープ・レコーダーとICレコーダー
テープ・レコーダーやICレコーダーなど、手軽に録音できる

『ギター作曲100の裏ワザ 知ってトクするおもしろアイディア&ヒント集』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
紙版発売日2010.03.19
紙版ISBN9784845617968

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、下記の書籍(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki