自由に歩く「散歩」の感覚が、作曲時のコード選びに似ている。| ギター作曲100の裏ワザ:011 自由に歩く「散歩」の感覚が、作曲時のコード選びに似ている。| ギター作曲100の裏ワザ:011

自由に歩く「散歩」の感覚が、作曲時のコード選びに似ている。| ギター作曲100の裏ワザ:011

ギタリストならではの、目からウロコな作曲法があふれ出す!

文:いちむらまさき イラスト:花くまゆうさく
*この記事は書籍『ギター作曲100の裏ワザ 知ってトクするおもしろアイディア&ヒント集』(2010年/リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。

曲の構成を考えるには ➡ 地図を思い浮かべよう

 あなたの家の周辺の地図を、思い浮かべてみてください。それでは、散歩してみましょう。

 自分の家をスタートとして外をプラプラ歩いて、最後に家に帰ってきます。その散歩コースは自由です。たまに、公園で休んだり、コンビニに立ち寄ることもあれば、素通りすることもあります。わざと遠回りしたり、すぐに帰ってきちゃうこともあります。歩くテンポがゆっくりだったり、たまには走ったり。外の天気だって明るい日もあれば、暗い日だってあるでしょう。いろいろな道順で歩いていい。自由なのが散歩です。これは、作曲の際のコードを決めることに似ています。

 自由にコードを選んでつなげて、その上でメロディを作っていくことが作曲の第一歩です(メロディにコードを付けていくのでも同じ)。歌詞があってもなくても、どっちでもいいので、まずは散歩のイメージを浮かべてみていろいろと寄り道をしつつ、曲を作ってみましょう。

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『ギター作曲100の裏ワザ 知ってトクするおもしろアイディア&ヒント集』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
紙版発売日2010.03.19
紙版ISBN9784845617968

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki