ダイアトニック・コードは、「m」の位置を覚えるだけ! | ギター作曲100の裏ワザ:022 ダイアトニック・コードは、「m」の位置を覚えるだけ! | ギター作曲100の裏ワザ:022

ダイアトニック・コードは、「m」の位置を覚えるだけ! | ギター作曲100の裏ワザ:022

ギタリストならではの、目からウロコな作曲法があふれ出す!

文:いちむらまさき イラスト:花くまゆうさく
*この記事は書籍『ギター作曲100の裏ワザ 知ってトクするおもしろアイディア&ヒント集』(2010年/リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。

キーでよく使うコードを思い出すには ➡ 7個の数字で「m」の位置を覚えるだけ

 裏ワザ020の黒枠に囲まれたの7個のコードは、Cキーの「ダイアトニック・コード」と言います。ということは、他のキーも考えると、「C、C♯、D、D♯、E、F、F♯、G、G♯、A、A♯、B」の合計12種類のダイアトニック・コードが存在するということです。

 え!7×12=84個も!? なんて、尻込みをしなくても大丈夫。すべてを今すぐ覚える必要はありません(だんだん慣れて自然に覚えていきますが)。ギターのフレットをズラせばいいだけなのです。

 ダイアトニックは、「1、2m、3m、4、5、6m、7m(♭5)」(5にはセブンスが付く場合も)とだけ覚えておけばOK。裏ワザ020の「Cの隣と隣はm」の原理で、「2、3、6、7」にはmが付きます。mが付かない「1、4、5」は、スリー・コードです。覚えやすいですね。

ダイアトニック・コードは、数字で7個を覚えればラク
ダイアトニック・コードは、数字で7個を覚えればラク

 ここまで「1、2、3、4、5、6、7」の順と、逆の「1、7、6、5、4、3、2」を混在していますが、どちらも同じことです。覚えやすいのは前者、よくある進行は後者だと思ってください。

『ギター作曲100の裏ワザ 知ってトクするおもしろアイディア&ヒント集』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
紙版発売日2010.03.19
紙版ISBN9784845617968

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki