大声でも歌えるメロディなのか確認しよう | ギター作曲100の裏ワザ:046 大声でも歌えるメロディなのか確認しよう | ギター作曲100の裏ワザ:046

大声でも歌えるメロディなのか確認しよう | ギター作曲100の裏ワザ:046

ギタリストならではの、目からウロコな作曲法があふれ出す!

文:いちむらまさき イラスト:花くまゆうさく
*この記事は書籍『ギター作曲100の裏ワザ 知ってトクするおもしろアイディア&ヒント集』(2010年/リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。

ステージで失敗しないためには ➡ 大声でも歌えるか確認

歌曲を作る時、メロディを自宅や車の中で歌って決定するのには落とし穴があります。キーが間違っているのに、気が付かない可能性があるのです。「よし、これでOK」と思ったキーでも、ステージで歌うと歌いやすさのキーが違う恐れがあります。

家が大きく、大声で歌える人は大丈夫かもしれませんが、マンション住まいの人、さらに自宅練習だけで事足りてしまう弾き語りの人は特に注意。狭いスペースで日常生活とあまり変わらない音量のままで歌っていると、自分が歌えると思っているキーが裏声になってしまっていても気が付かない場合があるのです。他にも、会話の時のトーンと歌う時のトーンがオクターブ違う人が多いから、ということも挙げられます。

車の中は狭いため反響があるので、大声を出しているつもりでも実は小さな声だったり、裏声で歌ってしまっていたりします。アコギの場合は本番前のサウンド・チェック時に確認して、カポ位置を変更したりもできますが、それよりも本番さながらの練習をレンタル・スタジオやカラオケ店などでやっておくことが大事です。

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『ギター作曲100の裏ワザ 知ってトクするおもしろアイディア&ヒント集』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
紙版発売日2010.03.19
紙版ISBN9784845617968

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki