EPIPHONE INSPIRED BY GIBSON CUSTOMのアコースティック・ギターの新製品、TAMIO OKUDA J-45を紹介。
文:鈴木誠 撮影:星野俊
※本記事はギター・マガジン2025年7月号の「New Products Review」から転載したものです。
※価格は本誌掲載時のものです。
EPIPHONE INSPIRED BY GIBSON CUSTOM/TAMIO OKUDA J-45


奥田民生が愛用する1945年製ギブソンJ-45をもとにした、“Gibson Tamio Okuda J-45”のエピフォン版が登場。
本人監修のもと、ルックスもサウンドもギブソンに限りなく近づけつつ手頃な価格帯を実現。
サーマリー・エイジド加工を施したトップ材やボディ内部のブレイシング構造が、長年弾き込まれたビンテージ・ギターを彷彿させるサウンドに貢献している。
また、ヘッドやペグ・ボタンもギブソンと同じ形状なのは嬉しいポイント。
L.R.Baggsのピックアップとアクティブ・プリアンプを搭載し、ライブやスタジオでの演奏にも対応。



Comment by 関口真一郎
ビンテージ好きにも一度弾いてみてほしい
新品ながらも十分に弾きこまれたような音……すでに音ができあがっているんですよね。ビックリしました。
最近のギターではあまり見かけないような極太ネックで、弾きこなせるかなと思いきや、いざ握ってみると、意外とコードが押さえやすい。ネックが太いぶん、それほどギュッと握らなくて済むからか、軽い力で押さえられますね。
温かくふくよかな音色で、音のバランスもいいです。ミュート・バッキングやブラッシングも気持ちいい。特にストロークで弾き語りをする人にはオススメですよ!
価格設定も魅力的で、いいビンテージがないかと探している人にも、一度弾いてみてほしいですね。ビンテージ・ギターにこだわりすぎる必要がなくなるかも。
EPIPHONE INSPIRED BY GIBSON CUSTOM
TAMIO OKUDA J-45
【スペック】
●ボディ:スプルース(トップ)、マホガニー(サイド&バック)
●ネック:マホガニー
●指板:ローズウッド
●フレット:19
●スケール:628.65mm
●プリアンプ:L.R. Baggs VTC
●コントロール:ボリューム、トーン
●カラー:ブラウン
●付属品:ハードケース
【価格】
オープンプライス(参考税込価格:189,200円前後)
【問い合わせ】
ギブソン・ジャパン/エピフォン公式HP https://www.epiphone.com/ja-JP/