ギリシャ発のエフェクター・ブランドであるCrazy Tube Circuitsより、モジュレーション/リバーブの新製品として“Mirage”が登場した。
国内での販売は2025年7月上旬より開始される。



Mirageは、スタジオ・グレードの深みとハンズオン・パフォーマンスをコンパクトなユニット1台で実現したいギタリスト、シンセサイザー奏者、サウンド・デザイナーのために開発された、クリエイティブなリバーブ・プラットフォームだ。
完全に独立した2つのリバーブ・エンジンを核に、それぞれ独自のコントロールと、精巧に構築された16種類のアルゴリズムを直感的な2つのバンクに搭載。
プレート、スプリング、カテドラルといった定番のナチュラル・リバーブから、シマー、モジュレーション、無限サステインなどのアンビエントなサウンドまで、幅広いリバーブ・サウンドを自在に操ることができる。
2つのエンジンを直列接続すれば臨場感溢れるレイヤー・リバーブを実現でき、左右に分割すればステレオ処理も可能。
デュアルモノ構成で独立したリバーブとして使用したり、専用のセンド/リターン・ループを使って他のペダルを挟むこともできる。
フットスイッチとエクスプレッション入力によるリアルタイム・コントロールを使用すれば、ライブ・インタラクション、Swellのトリガー、シマー・テクスチャの切り替え、トレイルのフリーズなど、臨場感あふれる操作も可能。
内部スイッチにより、バイパス動作、Kill Dry、セットアップに合わせた信号ルーティングも微調整できる。
そして様々な機材に対応し、ペダルボード、シンセ、ミキシング・デスクなど、あらゆる場面でインスピレーションあふれる空間を提供する。
Mirageのおもなスペックと特徴
- 電源(別売): DC9V、2.1mm x 5.5mm、センターマイナスの絶縁電源を使用。
- 最大消費電流210mA。
- 高品質リレーによるクリックレス・トゥルー・バイパス設計、またはリバーブ・トレイル付きブーフ・バイパス。
- 独立したデュアル・リバーブ・エンジン – エンジンごとに専用コントロールがあり、ハンズオン・シェイピングが可能。
- 柔軟なルーティング・セットアップ:モノラル・イン・シリーズ、ステレオ、独立デュアル・モノラル、モノラルからステレオへのコンフィギュレーション – 複雑な機材リグやスタジオにも簡単に対応。
- エンジン間のSEND/RETURNループ – リバーブ・ステージ間にペダルをインサートしてルーティングを強化。
- ヴィンテージ/クラシックとアンビエント/エクスペリメンタルの2つの直感的なバンクに分かれた合計16のアルゴリズム。
- 高いヘッドルーム、明瞭度、ディテールを備えたスタジオグレードのシグナルパス。アナログ・ドライ・シグナル・パス
- フレキシブルなフットスイッチング・モード:独立したエンジントグリングまたはリアルタイム・ランプ式エクスプレッション。
- アサイン可能な外部エクスプレッション・ペダル入力。
- ルーティングとバイパス・モード選択用の内部スイッチ。
- ダイレクトでプレイアブルなインターフェイスにより、クリエイティブな結果が即座に得られる。
- フットスイッチのパワーアップ・バイパス/プリセット機能。
- トップ・マウント・ジャック。
- ダークアビスブルーのダイキャスト筐体。
- コンパクトで堅牢な筐体 – コントロール・レイアウトを犠牲にすることなく、ロードユースを想定した設計。
- 幅 × 長さ × 高さ: 123 × 97 × 54mm。
- ギリシャ製。
Crazy Tube Circuits
Mirage(Dual Independent Reverb Engines)
【市場想定売価】
55,800円(税込)
【問い合わせ】
Quanta International https://quanta-intl.jp/


