BEHRINGER/CHORUS SYMPHONY〜70年代を彷彿させるアナログ回路のステレオ対応コーラス | New Products Review BEHRINGER/CHORUS SYMPHONY〜70年代を彷彿させるアナログ回路のステレオ対応コーラス | New Products Review

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BEHRINGER/CHORUS SYMPHONY〜70年代を彷彿させるアナログ回路のステレオ対応コーラス | New Products Review

BEHRINGERのエフェクト・ペダルの新製品、CHORUS SYMPHONYを紹介。

文:鈴木誠 撮影:星野俊
※本記事はギター・マガジン2025年8月号の「New Products Review」から転載したものです。
※価格は本誌掲載時のものです。

BEHRINGER/CHORUS SYMPHONY

BEHRINGER/CHORUS SYMPHONY

70年代の伝説的モジュレーション・ペダルを想起させるルックスとサウンドが持ち味の1台。

バケツリレー作用でモジュレーション効果を生み出す、オール・アナログのBBD回路によるリッチで温かみのある音色が特徴だ。

2台のアンプに接続すれば原音とエフェクト音を個別に出力できる。

モードはコーラスとビブラートの2つ。chorusノブは揺れの速度と深さが連動する。

また、内蔵プリアンプによるブーストも可能。

筐体内部のスイッチでバッファードとトゥルー・バイパスを切り換えられるなど、現代のペダルらしい利便性とビンテージ感の両立が見どころだ。

Comment by 下鶴光康

音楽的に調整された手頃な価格の1台

見た目から、あの70年代のコーラスの名機を思わせます。本家は僕が初めて触れたビンテージ・エフェクターでもありますが、早速お手並み拝見!

プリアンプ部分はhigh/lowの切り替えでドライブ具合がだいぶ変わりますね。上げ過ぎるとハイが前に出る印象なので、使用ギターによって適切な位置を見極める必要がありますが、良いバランスが見つかればクッキリとした音に仕上がってくれます。

コーラスとビブラートはあっさりとしたかかり具合で、どギツイ設定にしても音が破綻しないので、音楽的に調整されているように感じます。

本家とどれほど似ているかというより、この価格帯でこれだけの音が出せるということに驚いた1台!

BEHRINGER
CHORUS SYMPHONY

【スペック】
●コントロール:プリアンプHigh/Lowスイッチ、レベル、コーラス・インテンシティ、ビブラート・デプス、ビブラート・レート
●入出力端子:インプット、アウトプット(ステレオ)
●電源:DC9Vセンター・マイナス端子(300mA)
●外形寸法:200.03(W)×148.18(D)×59.03(H)mm
●重量:1.0kg

【価格】
13,200円(税込)

【問い合わせ】
サウンドハウス https://www.soundhouse.co.jp TEL:0476-89-1111(成田)/0885-38-1111(徳島)

下鶴光康