フジロックでのヴルフペックのインタビューと使用機材、全メンバーの紹介や活動年表などを掲載
ギター・マガジン2025年10月号が、リットーミュージックより9月12日(金)に発売される。
表紙と巻頭は、今年のFUJI ROCK FESTIVAL 2日目のヘッドライナーを務めたヴルフペック。オジー・オズボーン、徳武弘文の追悼特集も。
◉総力特集
ヴルフペック完全読本
ミニマル・ファンクが描くグルーヴ新時代
“ミニマル・ファンク”と形容される独自の音楽性、稀代のリズム・ギター・ヒーロー=コリー・ウォンを始めとする各メンバーの高い演奏スキル、大手レーベルなどに所属しないインディペンデントな活動スタイルなどで、世界中の音楽ファンやミュージシャンたちから注目を浴びているヴルフペック。
去る7月末、そんな彼らの初となる来日公演がフジロックのヘッドライナーという最高の形で実現した。各所で大きな話題を呼んだため、これをきっかけに改めて興味を持ったという人も多かったのではないだろうか?
そこで本特集では、フジロックの会場で実施したインタビューと機材紹介を中心に、全メンバーの紹介や活動年表、ディスク・ガイドなどを通して、今こそ知っておきたいヴルフペックのトピックを余すことなく紹介。音楽シーンに新風を巻き起こしている彼らの全貌に迫っていこう。
◉追悼特集1
オジー・オズボーンに捧ぐ
~ヘヴィメタルの帝王を支えたギタリストの物語~
“ヘヴィメタルの帝王”として、シーンを牽引してきたオジー・オズボーンがこの世を去った。ブラック・サバスでの鮮烈なデビューからソロとしての数々の名盤、そして唯一無二のカリスマ性で、オジーはロック史に消えることのない爪痕を刻み続けた。
一方、彼の音楽には、常に圧倒的な存在感を放つギタリストたちの存在がある。ランディ・ローズやジェイク・E・リー、ザック・ワイルドなど、時代を彩った名手たちとの共演は、ロックの進化そのものであり、今もなおファンの心を揺さぶり続けているのだ。
本特集では、彼らとの軌跡を辿りながら、日本のトップ・ギタリストたちから寄せられた追悼コメントとともに、オジーが遺した音楽と精神をあらためて見つめ直す。
◉追悼特集2
徳武弘文の足跡を辿って
アメリカーナを追求した名手Dr.Kの功績
長年に渡って第一線のスタジオ・ギタリストとして活躍し、自身のバンドやソロ・プロジェクトでも己のギター道を邁進した徳武弘文。
ギター・マガジンでも“Key to the Country”という長寿のコラム連載を担当していたが、カントリー、サーフ・ミュージック、ロック、ロカビリーなどのアメリカーナ・ミュージックを追求し続けた姿勢は、多くのギタリストに影響を与えた。
本特集ではその功績を称えるべく、Dr.Kと呼ばれた稀代のギタリストの足跡を辿る。
◉INTERVIEW & GEAR
- のん × ひぐちけい
- 鳥山雄司 × 関口シンゴ
◉INTERVIEW
- toe
◉OPENING ACT
- 清水正太郎(kurayamisaka)
◉GM SELECTIONS
- 「Black Sabbath」ブラック・サバス ※電子版には掲載されません。
◉PICKUP
- ギタリストのストラップ事情 presented by AQUBE MUSIC PRODUCTS 第6回:のん
- Guitar Room 501に行こう!featuring 名越由貴夫 × 真壁陽平
◉連載
- フェンダーカスタムショップに憧れて
- 鳥居真道の古今東西ルーツ探究記
- トモ藤田の“ギターは一日にして鳴らず!”
- ソエジマトシキのDive to Neo Soul
- 崎山蒼志の“未知との遭遇”
- 工房Pathギタマガ出張所
◉REGULAR
- NEWS &TOPICS〜あのギタリストの今
- NEW DISC REVIEW
- NEW PRODUCTS REVIEW
◉付録小冊子
『新旧ヒット曲から学ぶギター上達ガイドブック 弓木英梨乃の放課後エレキ部 Vol.2』
- 課題曲1「僕に彼女ができたんだ」SHISHAMO
- 課題曲2「Hotel California」イーグルス
※電子版には付属いたしません。
◉袋とじ
- 書籍『評伝 竹中尚人 Charと呼ばれて』より、ジョニー・ルイス&Charの結成時期を語った第4章を特別先行公開!

ギター・マガジン2025年10月号
ヴルフペック 完全読本
2025年9月12日(金)発売