Suhrより、“SL67 MKⅡ”や“SL68 MKⅡ”のブリティッシュ・トーンを15W出力にサイズ・ダウンしたギター・アンプ、“SL15”が登場 Suhrより、“SL67 MKⅡ”や“SL68 MKⅡ”のブリティッシュ・トーンを15W出力にサイズ・ダウンしたギター・アンプ、“SL15”が登場

Suhrより、“SL67 MKⅡ”や“SL68 MKⅡ”のブリティッシュ・トーンを15W出力にサイズ・ダウンしたギター・アンプ、“SL15”が登場

JST Suhr Guitars(Suhr=サー)より、パワフルかつ扱いやすいサイズの15W出力ギター・アンプ、“SL15”が発売された。

JST Suhrのハンド・ワイヤード・アンプ、“SLシリーズ”のラインアップに加わったSL15は、クラシック・ブリティッシュ・トーンを妥協なく再現したアンプである“SL67 MKII”や“SL68 MKⅡ”のサウンド・クオリティはそのままに、汎用性が高い15Wまでサイズ・ダウンした製品だ。

Suhr/SL15

大音量の“プレキシ・サウンド”を思わせる迫力のトーンを出力できる性能を持ち、ギターのボリュームをフルに上げてドライブさせても、絞ってクリーン・トーンにしても、黄金期のブリティッシュ・オーバードライブの独特なフィールを体感させてくれる。

6V6管パワー・セクション

本機のパワー・セクションには6V6管を採用。扱いやすい15W出力ながら、SL67 MKⅡ、SL68 MKⅡと同等の豊で複雑な倍音とダイナミックなフィーリングを実現すべく緻密な調整が行なわれている。

バランスとヘッドルームを重視した設計で、フル・サイズのアンプに匹敵するパンチと明瞭度、レスポンスはそのままに、低音量時でも自然なブレイク・アップを実現した。

ビンテージ・アンプに近付けられる音作り

Suhr/SL15

SL15は、コントロールやスイッチの操作によって、ビンテージ・アンプが持つブリティッシュ・トーンの神髄に近付く音作りが可能だ。

例えば、80年代にJohn Suhrが手がけたアンプのモディファイの1つ“FAT-CAPスイッチ”は、Trebleチャンネル使用時のロー・エンドを豊かにし、“MID-BOOSTスイッチ”は中音域のブーストによる”音抜け”の調整を、“BRIGHTスイッチ”はトーンにきらびやかさと存在感を付与する。

モディファイされていないアンプの音を再現する場合には“FAT-CAPスイッチ”をオフにするといったように、思い描くサウンドに向けた細かい作り込みができる。

Suhr/SL15

また、背面パネルにはマスター・ボリューム・コントロールを備える。トーン・キャラクターを維持したままアンプの音量を下げられるので、利用シーンの幅が大いに広がるだろう。

Suhr/SL15

Suhr
SL15

【スペック】
● OUTPUT: 15W RMS
● PREAMP TUBES: 12AX7 ×3
● POWER TUBES: 6V6 ×2
● FRONT PANEL: OFF/ON Power Switch、Standby Switch、Presence、Bass、Middle、Treble、Volume I、Volume II、Input
● BACK PANEL: Master Volume、Speaker Output ×2、Impedance Selector(4Ω/8Ω/16Ω)、HT Fuse、Mains AC Inlet、Mains Fuse
● バイアス方式: 固定バイアス
● H.T. FUSE: F 0.5A/250V(Fast-Blo)
● MAINS FUSE: 2.0A Slo-Blo
● DIMENSIONS: 521mm(幅)× 210mm(奥行)× 235mm(高さ)
● WEIGHT: 11.3kg

【価格】
423,500円(税込)

【問い合わせ】
オカダインターナショナル TEL:03-3703-3221 http://www.okada-web.com

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