ニューヨーク発のエフェクター・ブランドDEATH BY AUDIOが、同ブランドらしい暴力的なサウンドを生み出すファズ・ペダル”CROSSOVER FUZZ”と、光に反応するエクスプレッション・コントローラー“PHOTO MODULATOR”を日本国内で発売した。
高域/低域をスプリットできるファズ
”CROSSOVER FUZZ”

CROSSOVER FUZZは、過激なサウンドと破壊的ノイズを発生させるペダルの数々で知られるDEATH BY AUDIOらしい強烈なファズ・ペダル。それだけではなく、内部のロー・パス/ハイパス・フィルターの適用によって入力音を高域と低域にスプリットさせ、それぞれに豪快なファズ・サーキットによる処理をかけられるという特徴を持つ。
帯域(高域=HIGHS/低域=LOWS)の境界線となる周波数は、FREQノブで設定。各帯域のファズ・サーキットはそれぞれ個別のGAINとVOLUMEを備えている。
また、HIGHとLOWそれぞれ独立した入出力があり、2つのアンプへの出力、各帯域の音をステレオ・パニングさせるといった、自由なルーティングが可能だ。

MONO: INPUT HまたはINPUT Lに入力、HIGHS MONOから出力。ローパスとハイパスの信号が一緒になり、サミングされて単体の出力からアウトプットされる。
MONO TO STEREO: INPUT HまたはINPUT Lに入力、HIGHSとLOWSの2つから出力し、信号をステレオに変換します。LOWSの出力からはローパスの信号、HIGHSの出力からはハイパスの信号が出力される。
STEREO TO MONO: INPUT HとINPUT Lに入力、HIGHS MONOから出力。ローパスとハイパスの信号をサミングし、単体の出力からアウトプットする。
STEREO: 2つの入力と出力を全て使用した場合、INPUT LはLOW出力、INPUT HはHIGHS出力となり、完全なステレオオペレーションが可能に。
コンパクトな光・エクスプレッション・コントローラー
“PHOTO MODULATOR”

もう1つのDEATH BY AUDIO新製品が、PHOTO MODULATORだ。これは上の写真のようにエクスプレッション・ジャックに接続するコンパクトなコントローラーで、光に反応してエクスプレッションに対応したデバイスをコントロールすることを可能とする。

コントローラーとしての動作はエクスプレッション・ペダルと対応しており、明るくなればペダルをつま先側へ、暗くなるとペダルをかかと側へ踏み込んだ挙動となるイメージだ。
ストロボやフラッシュ、ラバランプなど周囲の明かりに反応するセンサーは、L字型の筐体によって光源に向けて調節可能。バッテリー不要で動作する。
CROSSOVER FUZZとPHOTO MODULATORの動作を動画でチェック
Pedal of the dayが、CROSSOVER FUZZとPHOTO MODULATORを組み合わせたデモをYouTubeにショート動画として公開している。
動画前半ではCROSSOVER FUZZのFREQノブを操作することで高域と低域のスプリットが変化する様子を、後半ではエクスプレッションに接続されたPHOTO MODULATORの光センサーによるサウンドの変化をわかりやすく確認できる。
DEATH BY AUDIO
CROSSOVER FUZZ
【スペック】
サイズ:155 x 120 x 66mm (ノブやジャック含む)
重量:530g
9VDCセンター・マイナスで動作。
消費電流:120mA
ハンドメイド・イン・NYC
【価格】
49,940円(税込)
【問い合わせ】
アンブレラカンパニー TEL:042-519-6855 https://umbrella-company.jp/
DEATH BY AUDIO
PHOTO MODULATOR
【スペック】
寸法: 約66mm × 49mm × 16mm
重量: 約3g
【価格】
6,600円(税込)
【問い合わせ】
アンブレラカンパニー TEL:042-519-6855 https://umbrella-company.jp/

