Catalinbreadが、個性的で荒々しいサウンドが特長のファズ、“Fuzzrite mini”をリリースした。
本機のモデル名からもわかるとおり、アイアン・バタフライの「In-A-Gadda-Da-Vida」（1968年）などを始め、多くのアーティストの楽曲で使用されたMosriteの名機、Fuzzriteを再現したミニ・ペダルのファズだ。
Mosriteの創設者であるセミー・モズレー氏の遺産管理団体との協力により、オリジナルの回路を採用している。
2つのコントロールの特徴は次のとおり。
volume：出力ボリュームのコントロール。設定値を上げるとアンプがオーバードライブ状態となり、ファズ・サウンドに厚みとなめらかさが加わる。
depth：2段目のトランジスタ・ゲイン・ステージを1段目のトランジスタにミックスするブレンド・コントロール。最小設定では1段目のトランジスタのみが作用し、クリーンでファットなサウンドになる。そこから2段目のトランジスタを徐々にブレンドしていくと、より電圧の低いゲート・サウンドや疑似リング・モジュレーションのような高音倍音など、様々なキャラクターが現れる。最大設定では、アグレッシブなサチュレーション・サウンドになり、引き裂くようなトップエンドのアタックと豊かな広がりを持つトーンを得ることができる。
Catalinbread
Fuzzrite mini
【スペック】
●パワー・サプライ：9V、センター・マイナス
●消費電流：3ｍA
●コントロール：volume、depth
【税込市場想定売価】
24,200円（税込）
【問い合わせ】
株式会社 Quanta International https://quanta-intl.jp/
