【動画連動】井上銘が実演! CASIOのエフェクト・コントローラー、DIMENSION SHIFTERを用いたエフェクティブな独奏 【動画連動】井上銘が実演! CASIOのエフェクト・コントローラー、DIMENSION SHIFTERを用いたエフェクティブな独奏

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【動画連動】井上銘が実演! CASIOのエフェクト・コントローラー、DIMENSION SHIFTERを用いたエフェクティブな独奏

CASIOより、ギター・ストラップに装着し、直感的な操作を可能にするエフェクト・コントローラー、“DIMENSION SHIFTER”が発売された。エクスプレッション端子を備えたエフェクターに接続して使用することで、直感的にパラメーターをコントロールすることができる。普段からエクスプレッション・ペダルを多用し、多彩なサウンドをクリエイトしているギタリスト・井上銘に、本製品の機能を存分に活かしたデモ演奏を行なってもらった。

取材・文=森部真衣 人物撮影=小原啓樹 動画撮影・編集=熊谷和樹 録音=嵩井翔平

CASIO DIMENSION SHIFTER
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井上銘

CASIO
DIMENSION SHIFTER

CASIO / DIMENSION SHIFTER(左:受信機、中央:送信機、右:送信機カバー)
CASIO / DIMENSION SHIFTER(左:受信機、中央:送信機、右:送信機カバー)

旧モデルから改良が施された
新感覚のエフェクト・コントローラー

DIMENSION SHIFTERは、ギター・ストラップ部に送信機を、エクスプレッション端子を備えたエフェクターに受信機を接続することでパラメーターをコントロールでき、プレイヤーのアイディア次第で多彩なサウンドを生み出せるワイヤレス・エフェクト・コントローラー。

CASIO / DIMENSION SHIFTER

ギター・ストラップに装着した送信機にはバネが内蔵されており、ストラップを伸縮することによってエフェクター側のパラメーターを操作できる。そのため、足でコントロールを行なうエクスプレッション・ペダルとは異なり、体の動きと連動した直感的なコントロールが可能。またワイヤレス接続により、ペダルボードから離れた場所でもエフェクターの設定を操作できるため、演奏の自由度が格段に高まるのも大きな特徴の1つだ。

さらに、手持ちのエクスプレッション・ペダルと併用することで、2つのパラメーターを同時に操作することできる。例えばギター・プロセッサーに接続した場合、歪み量と同時にディレイ・タイムを変更できるなど、より複雑で立体的なサウンドメイクが可能だ。

本モデルは、2023年にクラウド・ファンディングでリリースされた従来品“DIMENSION TRIPPER”の演奏感を継承しつつ、ユーザーの声を反映し、よりユーザー・フレンドリーな仕様へと刷新。おもな変更点としては、ストラップの取り付けをワンタッチで行なえるようになったほか、Bluetoothのセットアップ簡略化や、ギター本体に傷がつかないよう送信機にシリコン・カバーが装着されるなど、細部にわたる改良が施されている。

CASIO
DIMENSION SHIFTER

【Specifications】
■レシーバー
●出力端子:6.3mmステレオ端子
●サイズ:W60 × D115 × H40mm 
●重量:約145g
●電源:ACアダプター
※市販品(AD-0913S)の使用を推奨

■トランスミッター
●サイズ:W50 × D25.5 × H120mm
●質量:約150g
※電池含まず
●電源:単4電池2本(アルカリ乾電池)

■共通
●通信規格:Bluetooth5.1
●通信距離:最大10m
※使用環境により変化
●レイテンシー:およそ20ms
※使用環境により変化

【価格】
オープン・プライス

【製品ページ】
https://www.casio.com/jp/dimensionshifter/

Inoue’s Impression

井上銘

新しいアイディアや
エフェクトの持っている特性をより引き出せる。

井上さんは以前、先代のDIMENSION TRIPPERを試奏したことがあるそうですが、改めてDIMENSION SHIFTERを使用してみての感想はいかがですか?

僕はデジタル系のエフェクターにエクスプレッション・ペダルをつなげるのが好きなんですけど、エクスプレッション・ペダルを2台以上使うと自分の処理能力を超えちゃって、“どれがどのエフェクターにつながってるんだっけ?”と混乱することがあるんです。だけど、DIMENSION SHIFTERは複数のエフェクトを同時にコントロールできる新しいアイディアの1つだと思っていて、面白い製品ですよね。

DIMENSION SHIFTERはDIMENSION TRIPPERの後継モデルですが、進化したと感じた部分はありましたか?

DIMENSION TRIPPERにはトランスミッター側のスイッチが2列あったんですけど、DIMENSION SHIFTERでは1列になっていて、シンプルで使いやすいなと思いました。あとはラベルやストラップ・ロック部分がDIMENSION TRIPPERよりもギターに優しい設計になっています。

DIMENSION SHIFTERの有効な伸縮ストローク幅を設定することで、例えばエフェクトのオン/オフ・スイッチのように動作させることも可能です。この機能を、井上さんならどう活用したいですか?

Quad Cortexの中にある“Freeze”っていうサスティナーとDIMENSION SHIFTERの機能が合うと思って、動画でのデモ演奏時はFreezeのドライ信号の音量をDIMENSION SHIFTERで調節していたんですよ。もう1つの使い方として、DIMENSION SHIFTERがオン/オフ・スイッチになるようにキャリブレーションして、ストラップを引っ張った時にFreezeがオンになる設定にしてもいいですね。

動画撮影時に井上銘が使用した足下。
動画撮影時に井上銘が使用した足下。

ワイヤレス接続できるため、ペダルボードから離れていてもコントロールできるのが強みだと思います。

わざわざエクスプレッション・ペダルを足で踏みに行かなくてもいいし、設定によってはストラップ部分でオン/オフを切り替えることもできるので、新しいアイディアやエフェクトの持っている特性をより引き出せますよね。

動画内では2回デモ演奏を行なっていただきましたが、それぞれどういったコンセプトだったかを教えてください。

Quad Cortexで演奏した1回目のデモは、DIMENSION SHIFTERの機能がわかりやすいように1個ずつエフェクトをアサインして使っていて、その可能性を伝えやすいようなイメージでした。Tensorを使った2回目のデモは、普段の僕の環境プラスアルファという考え方で、“現実的にはDIMENSION SHIFTERをこうやって使うかな”というセッティングになっています。

動画内の“DEMONSTRATION 1”で使用された機材。Quad Cortex内の様々なエフェクトのパラメーターがDIMENSION SHIFTERにアサインされていた。
動画内の“DEMONSTRATION 1”で使用された機材。Quad Cortex内の様々なエフェクトのパラメーターがDIMENSION SHIFTERにアサインされていた。

1回目のデモ演奏ではQuad Cortexを使用していましたが、どのエフェクトのコントロールをDIMENSION SHIFTERに割り当てていましたか?

Quad Cortex内では大量にアサインしていたんですが、僕が好きなのはリバーブとディレイを両方合わせたエフェクトのコントロールです。ここにビブラートやピッチ・シフターを合わせるとけっこう面白いんですよね。そしてもっと過激なのは、Quad Cortex内のアンプのゲイン量を変えた時。これらのエフェクトをいろいろ混ぜてDIMENSION SHIFTERと一緒に使うと面白いなと思ってます。

動画内の“DEMONSTRATION 2”で使用された機材。ルーパーに録音したフレーズに合わせて演奏を行ない、TensorのパラメーターをDIMENSION SHIFTERでコントロールしていた。
動画内の“DEMONSTRATION 2”で使用された機材。ルーパーに録音したフレーズに合わせて演奏を行ない、TensorのパラメーターをDIMENSION SHIFTERでコントロールしていた。

2回目のデモ演奏ではTensorにDIMENSION SHIFTERをつなげていましたよね。どのパラメーターをコントロールしたんですか?

Tensorは一瞬のサウンドを切り取ってループさせるようなエフェクターなんですけど、切り取ってループさせたあとのピッチをDIMENSION SHIFTERで変えていました。Tensorの面白いところは、手で弦を叩いた時の打撃音もループさせることができるので、それもDIMENSION SHIFTERで調節することができます。なので工事現場風のサウンドも出せますよ(笑)。

例えばQuad CortexにはEXP端子が2つ搭載されていて、片方にエクスプレッション・ペダル、もう片方にDIMENSION SHIFTERをつなげることができます。井上さんだったらどのように2つを活用したいですか?

普段はQuad Cortexに2台のエクスプレッション・ペダルをつなげてますけど、DIMENSION SHIFTERを使うことによって想像力がまた違った方向に働くと思いますね。例えばQuad Cortexのディレイをエクスプレッション・ペダルで操作している時と、DIMENSION SHIFTERで操作している時って、数値は一緒なんですけど感覚が変わるので面白いんですよ。

今回のデモ演奏時にはエクスプレッション・ペダルとDIMENSION SHIFTERを同時に使っていて、そのうえでアンプとラインのサウンドを同時に混ぜていたんです。なので、お客さんには片チャンネルからDIMENSION SHIFTERのディレイ・タイムの音が聴こえて、もう片チャンネルからはエクスプレッション・ペダルでコントロールしている音が聴こえてきたら面白いし、イメージが広がるなと思いますね。

井上さんが思うDIMENSION SHIFTERの魅力とは?

ツマミを手で操作したり、エクスプレッション・ペダルを足で操作していた時には知らなかった面白さを発見できるところが魅力ですね。自分のお気に入りの機材の知らない一面を知ることができるかもしれないです。

どんなギタリストがDIMENSION SHIFTERを使っているところを見たいですか?

例えば、ジェフ・パーカーが使ったらかっこいいんじゃないかな。世の中に溢れているエフェクトとDIMENSION SHIFTERの相性って千差万別だと思うんですけど、ジェフ・パーカーなら未知のサウンドを発見できる鍵を持ってそうだなと思います。

最後に、DIMENSION SHIFTERはどのようなプレイヤーにオススメしたいですか?

遊び心があって実験的なことが好きな人に向いてるんじゃないかなと思いますね。あとは、自分だけの音を探したい人は試してみてほしいです。

CASIO / DIMENSION SHIFTER

井上銘 Profile

いのうえ・めい◎1991年生まれ、神奈川県川崎市出身。15歳でギターを始め、高校3年生で鈴木勲のグループに参加しプロ活動を開始。2011年に初リーダー作『First Train』を発表、2015年には小西遼らとCRCK/LCKS を結成。2026年2月18日にはピアニスト魚返明未との2枚目となるデュオ・アルバム『魚返明未&井上銘Ⅱ』をリリース予定。

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