アメリカのオクラホマ州を拠点とするブティック・ペダル・ブランド、Old Blood Noise Endeavors(OBNE)は、偶然がもたらす“ハッピーなアクシデント”を探求することを目的としたユニークなエフェクト・ペダル、“Parting”をリリースした。

このペダルは、Old Blood Noise Endeavorsの機材を多数レビューしている機材レビュアー/ハープ奏者である、Emily Hopkinsとのコラボレーションで誕生した1台だ。
偶然によるサウンド変化を得られる空間系エフェクト・ペダル
Partingは、モジュレーション、ディレイ、リバーブ、クロック・パラメーターにまで、チャンス(確率)にもとづく変化を導入した空間系エフェクト・ペダルだ。入力信号は予測不可能性をもったパラメーターで処理され、偶然の産物として新たなサウンドを生み出すように設計されている。

入力されたシグナルは、まずサンプル・レート劣化またはタイム・ストレッチで処理されたあと、トレモロまたはピッチ・モジュレーションを適用。さらにランダム(Chanceパラメーターが影響)にディレイやリバーブへルーティングされる。
加えて、Glitchパラメーターによってペダル全体の動作クロックもランダムに変更されるため、出力されるサウンドにはさらなるピッチの変化や解像度の劣化、ストレッチ変化が生じる。
Old Blood Noise Endeavorsによれば、“多くの要素が絡み合うPartingですが、すべての仕組みの理解は必ずしも必要ではありません。ノブを回すたびに予期せぬ変化が生まれ、そのどれもが美しく鳴り響く。思いもよらなかった意識外からのハピネスこそ、Partingの歩き方。あなただけの感性でPartingを冒険してみてください”とのことなので、まずは多数のノブを自由に操作してみて、予想外のサウンドとの出会いを楽しむのが正解だろう。
プリセット機能やMIDI制御も搭載
偶然や予測不可能性に重きを置いているものの、発見した設定を保存できるプリセット機能を搭載。EXPペダルやMIDI制御にも完全対応する。また、充実した入出力によりモノラル、ステレオ、モノラル・イン/ステレオ・アウトのルーティングにひととおり対応。

なお、Auxスイッチは必要に応じてタップ・テンポ、ノーマルとハーフ・スピードのクロック変化、プリセット切り替えといったファンクションに割当が可能だ。
Old Blood Noise Endeavors
Parting
【スペック】
●トゥルー・ステレオ、モノ・イン/ステレオ・アウトも可能なTRSステレオ入出力搭載
●アナログ・ドライ・スルー
●トレイルありのバッファード・バイパス/トゥルー・バイパスから選択可能
●プリセット機能を装備
●すべてのノブをエクスプレッションで制御可能
●すべての機能をMIDIで制御可能(MIDIクロック・イン、MIDIシンクによる同期も可能)
●最小限のスイッチング・ノイズを実現したソフト・タッチのフット・スイッチ
●350mA、9VDCセンター・マイナス ※電池は使用不可
【希望小売価格】
53,500円(税別)
【問い合わせ】
アンブレラカンパニー TEL:042-519-6855 https://umbrella-company.jp/
