SUPRO/AIRWAVE 25WATT〜アナログの伝統とデジタルの機能を備えた真空管コンボ・アンプ SUPRO/AIRWAVE 25WATT〜アナログの伝統とデジタルの機能を備えた真空管コンボ・アンプ

SUPRO/AIRWAVE 25WATT〜アナログの伝統とデジタルの機能を備えた真空管コンボ・アンプ

スプロのコンボ・アンプの新製品、AIRWAVE 25WATTを紹介。

文=鈴木誠 撮影=星野俊
※本記事はギター・マガジン2026年5月号の「New Products Review」から転載したものです。
※価格は本誌掲載時のものです。

SUPRO
AIRWAVE 25WATT

SUPRO/AIRWAVE 25WATT

25Wの真空管アンプに、Two notesとのコラボによるDynIRキャビネット・シミュレーション・システムを組み込んだ、コンボ・アンプが登場。

音作りしやすい3バンドEQに加え、ブーストおよびドライブ・スイッチ、アナログのスプリング・リバーブとトレモロも内蔵。それぞれをフット・スイッチでオン/オフできるライブ向けの使い勝手も魅力だ。

ラインやヘッドフォン出力には、DynIR技術でキャビネットやマイクのリアルな音響特性を付与したサウンドを提供。

スプロらしい伝統を土台に、本物のアナログ回路とデジタルの利便性を兼ね備えた欲張りな1台だ。

プリセットを呼び出すパネル上のスイッチ
DynIRのプリセットは計12種類を保存可能。パネル上のスイッチで直感的に呼び出せる。PREモードではプリアンプからの信号を仮想の6L6パワー・アンプに送り、POSTではアンプ本来の6V6真空管パワー・アンプに送る。
アプリの画面
新旧12種類のスプロのアンプやキャビネットと、8種類のマイクのIR(音響特性)を用意。スマホ・アプリもしくはPCソフトから、使用するマイクの種類や設置場所、2本のミックス具合なども細かくカスタマイズできる。

Comment by 鳥居真道

新旧技術の旨味を小さな箱に集約

ミッド・センチュリー調のデザインがかわいらしいですね。

普段、真空管アンプを使っていて、“ハイがキツいけどトレブルを下げると張りがなくなるんだよな”というジレンマに悩まされているのですが、本機はEQをすべて12時に回した時点で音がバシッと決まり感動しました。料理に例えるなら“出汁が利いているから塩気を強くしなくて済む”といったところ。スイートなトーンに持ち味があり、EQを全開にした時の軽く歪んだ音もガッツがあって好きです。

さらにキャビネット・シミュレーターという現場向きの機能も。マイキングから反響まで追い込めます。XLR端子搭載でライブや録音でも使えますね。

新旧技術の旨味が小さな箱に詰まっています。

SUPRO/AIRWAVE

SUPRO
AIRWAVE 25WATT

【スペック】
●出力:25W
●コントロール:VOLUME、BOOST、DRIVE、TREB、MIDS、BASS、VERB、SPEED、DEPTH、MASTER、PRE/POST、GROUP A/B、PRESET(前面)、CAB SIM LEVEL、GND LIFT、SPEAKER MUTE(背面)
●スピーカー:12″×1 Celestion BD12
●入出力端子:INPUT(前面)、REMOTE USB-C、CAB SIM OUT(L/MONO/R)、PHONES、VERB/TREM FTSW、BOOST/DRIVE FTSW、8 OHM EXT.(背面)
●外形寸法:52(W)×47(D)×23(H)cm
●重量:17kg

【価格】
178,000円(税込)

【問い合わせ】
サウンドハウス TEL:0476-89-1111(成田)/0885-38-1111(徳島)

鳥居真道

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