東京・原宿に店舗を構えるフェンダーの旗艦店“Fender Flagship Tokyo”は、オープンから約3年となる2026年6月16日(火)に累計来店者数100万人を達成した。本記事では、同日に行なわれたプレス向けイベントの『Fender Flagship Tokyo来店100万人記念〜スペシャル・セレブレーション〜』の模様に加え、100万人目の来店者へ贈られた豪華絢爛な特典についてレポートしよう。
文=三木深
2023年6月30日に開業したFender Flagship Tokyoは、2026年6月16日(火)に累計来店者数100万人を達成。同店は当日、このマイルストーンを記念したイベント『Fender Flagship Tokyo来店100万人記念~スペシャル・セレブレーション~』を開催した。
イベントは2部制に分かれ、第1部では日本を代表するロック・バンドL’Arc〜en〜CielのKenと、公私ともに同店と交流があるという人気お笑いコンビ、ニューヨークの嶋佐和也と屋敷裕政が登壇。3人の息の合ったトークに加え、Kenの生演奏に合わせて嶋佐がL’Arc〜en〜Cielの代表曲「虹」を熱唱するなど、会場は大いに活気づいた。
その後、行なわれた第2部では、Kenとニューヨークの2人が店舗スタッフとして100万人目となる来店者を迎え、“スペシャリスト”として店内を案内しながら、特典である楽器選びをサポートした。
第1部
Fender Flagship Tokyo 来店100万人記念〜スペシャル・セレブレーション〜

第1部の幕開けは、フェンダー・ミュージック株式会社の代表取締役社長であるジョルジオ・グエッリーニ氏が務める。
Fender Flagship Tokyoの累計来店者数100万人と言う節目を迎えられたことについて、同氏は次のようにコメントした。
“この100万という数字は単なる来店者数ではありません。そこには100万通りのストーリーがあります。初めてギターを手にした人の物語、人生のパートナーとなる1本に出会った人の物語、音楽を通じて仲間と出会った人の物語、初めてもしくは改めて音楽を好きになった人の物語。私たちが本日祝うのは、そうした1人1人のストーリーなのです。
2023年6月に東京・原宿にて、Fender Flagship Tokyoをオープンした際、私たちは単なる楽器店を作ろうとしたわけではありません。目指したのは人々が訪れたくなる目的地です。楽器を購入するだけではなく音楽そのものを体験できる場所、そしてカルチャーとクリエイティビティ、コミュニティが交わる場所です。そして本日、来店者数100万人という節目を迎え、そのビジョンがお客様に支持されたことを大変嬉しく思います”。
そのほかにも、今年フェンダーが創業80周年を迎えることや、2026年7月3日(金)にFender Cafeの2号店を下北沢にオープンすることなど、今後の展望についてスピーチを行なった。
続いては、L’Arc〜en〜CielのKenとニューヨークの2人がスペシャル・ゲストとして招かれる。
Kenは同店の店舗デザインを担当したチームが、過去にL’Arc〜en〜Cielのアルバム・ジャケット制作も行なっていたというエピソードを披露。ニューヨークの2人からは、YouTubeチャンネルの撮影を行なった際の思い出話も飛び出した。屋敷は同店でギターを購入し、その後もメンテナンスのため、たびたび訪れているとのこと。
この日、初共演であったという3人は、この場所に縁やゆかりがあることで意気投合し、トークは非常に盛り上がった。
Fender
Eric Clapton Stratocaster
こちらが、“ニューヨーク Official Channel”の撮影で同店に訪れた際、屋敷が購入したという“Eric Clapton Stratocaster”だ。
屋敷は店内の様々なギターを試奏し、最終的には上記のエリック・クラプトンのシグネチャー・モデルを2本目のギターとして導入することに。嶋佐はフェンダーのアパレル・ブランド“F IS FOR FENDER”で10万円超えの爆買いをするなど、2人は同店の魅力に惚れ込んでいた。
その様子を収めた動画はこちらから視聴できる。
フェンダーのアパレル・ブランド
F IS FOR FENDER
次に、話題はフェンダーが展開するアパレル・ブランドである“F IS FOR FENDER”へと移る。
この日、ニューヨークの2人が着用していシャツもF IS FOR FENDERのもの。様々なギターがあしらわれた嶋佐の衣装について、“めっちゃかわいい。着心地も良くてたぶん生地もちゃんとしてるやつっすわ”とコメントし、2人はすっかり気に入った様子だった。
Kenは同ブランドからリリースされている、自身がデザインを手がけたというキャップを紹介。“最初、Fenderの文字にいろんなもん付けたらアカンって怒られたんですよ。でも、「1回アメリカの偉い人に聞いてみて」ってスタッフに言ったら、大丈夫だったんです(笑)”と、デザイン時のエピソードを披露し場を和ませた。
Fender
Limited Ken Stratocaster Dodome
Kenは自身の最新シグネチャー・モデルである“Limited Ken Stratocaster Dodome”を紹介。ハードテイル・ブリッジにFishmanのFluence Classic Humbuckerを2基搭載するなど、モダンなスペックが大きな特徴だ。Kenは本器のサウンドについて、“ハード目な、ゴツい音を目指した”と述べていた。
また、Kenはハードウェアのカラーリングにもこだわり、ゴールドとブラックを組み合わせて製作したとも語っていた。異なるカラーリングのパーツを組み合わせることで、高級感あふれるルックスに一層磨きがかかっている。

続いてのテーマは、ニューヨークの2人が結成するコピー・バンド、“ニューヨークバンド”へ。
ニューヨークバンドについてKenは、“YouTubeを観てたらラルクよりほかのバンドのコピーをされているような……”とこぼす。屋敷は、“ラルクの楽曲には手が出ないというか、難しそうな印象があって”と弁明するも、Kenは“下手も上手いも関係なく、楽しんだもん勝ちなんですよ”と激励する場面も。MCからの、“演奏のコツというか、お手本を見せていただいてもよろしいでしょうか?”という振りから、実際に演奏を行なう流れに。
KenはLimited Ken Stratocaster Dodomeを手に取り、クリーン・トーンで「虹」のアルペジオの演奏を始め、嶋佐の歌唱とともに2人で「虹」の一節を演奏。会場を大いに沸かせた。
100万人目の来店者の特典
Fender “ONE IN A MILLION TELECASTER”
演奏のあとは、本イベントの目玉である100万人目の来店者への特典についての説明がなされた。
Kenとニューヨークの2人は、“スペシャリスト”と呼ばれるフェンダーやギターについて専門性の高い特別店頭スタッフとして、100万人目の来店者にプレゼントされるギター選びのアドバイスやサポートをすることに。


こちらが本イベントのためだけに製作された、世界に1本だけの限定モデル。本器は幸運にも100万人目の来店者となった者の手に渡ることになる。“ONE IN A MILLION”のロゴが大胆に配置されたピックガードや、ゴールドのハードウェアが目を引く、ゴージャスなテレキャスターだ。
また、本器に加えて店内に展示されているもう1本のギターが贈呈されることも発表された。
“スペシャリスト”任命式
最後に、3人にはジョルジオ社長から来店者100万人目をもてなすための“スペシャリスト”を証明するネーム・プレートが贈られる。さらにKenには特別なワーク・シャツも贈呈された。

これにて第1部は幕を閉じた。
第2部
100万人目の来店者〜接客の様子〜
第2部では、記念すべき100万人目の来店者に向けて、Kenとニューヨークの2人が店舗スタッフとなりお出迎え。“スペシャリスト”として店内を案内しながら楽器選びをサポートした。
栄えある100万人目となったのは、東京都在住の女性。Mrs. GREEN APPLEの大ファンで、過去に店舗で開催された若井滉斗のポップアップ展示をきっかけにフェンダーを知ったとのこと。“いつかギターを弾けるようになりたい”と思っていたという彼女は、この日Fender Cafeを利用したあとに、ギター・ストラップを購入するため来店したという。
今回の特典として、まずは前述の特別モデル“ONE IN A MILLION TELECASTER”が贈呈された。これに加え、店内に展示されているギターの中から好みの1本もプレゼントされることとなる。

Kenとニューヨークの2人が、それぞれの視点から楽器選びをサポート。様々なモデルを試奏した結果、もう1本の特典には、“Made in Japan Hybrid Ⅱ Telecaster”が選ばれた。
100万人目となった来店者は、“まさか自分が100万人目になるとは思っていませんでした。本当に驚きましたし、Kenさんやニューヨークのお2人にギター選びを手伝っていただけて夢のような時間でした”と笑顔で語っていた。










