フェアステージ(Fair Stage)とは、プロ・ドラマーとして活動した経験もある近藤賢志氏が2016年に立ち上げた社会人向けの音楽コミュニティだ。“make your 2nd Stage”をスローガンに掲げ、音楽や楽器の初心者でも参加しやすいコミュニティを目指し活動をしている。
メンバー間の交流、バンド・メンバーのマッチング、ライブやイベントの開催を通して、音楽を始めやすく続けやすい場を提供し、すでに会員数が5,700人を突破。行政の後援や企業との協業を通じて、規模を拡大し続けている。
社会人になって働き始めると様々な制約もあり、音楽活動を始めたくてもなかなか1歩を踏み出せない方も多いはず。フェアステージは、そんな方にこそオススメしたいコミュニティだ。代表の近藤賢志氏に、フェアステージを立ち上げた理由から活動内容までを聞いた。
Presented by Fair Stage
取材・文・撮影=菊池真平
※本記事はギター・マガジン2026年11月号から転載したものです。
フェアステージに参加して、音楽を楽しむ仲間を見つけよう!

代表:近藤賢志(こんどう・けんし)
おもにアイドルのバック・バンドやゲーム&アニメ音楽などのレコーディングなどでドラムを叩き、その後ビジネスマンへと転身。2016年12月に社会人向け音楽コミュニティのフェアステージを立ち上げる。現在は事業家、ミュージシャン、『Fair Stage Presents Story Box~大人の人生ラジオ~』でラジオ・パーソナリティーとしても、幅広く活躍している。
フェアステージを立ち上げたきっかけは?
プロのドラマーとして活動したあと、当時はいろんなことに興味があり、音楽から離れる決断をしました。いざビジネスの世界に飛び込むと、意外と社会人が音楽を行なう環境がなく、周りに楽器を楽しむ人がほとんどいないことに気づいたんです。社会人をしながら自分も音楽ができる場所を探してみましたが、あってもすごくクローズドなコミュニティばかりで。
それで、社会人でも気軽に楽器の演奏を楽しんでくれる人が増えたらいいなと思って、最初は仲間作りのためにフェアステージを立ち上げました。それが2016年ですね。
スタートはどのように?
僕の周りで楽器を演奏する友人といえば、プロが多かったんです。でもそれだと、これから楽器を始める人や社会人でバンドを組みたい人と温度差が出ます。それだったら、“楽器を始めたいけど1人だと何をしていいかわからない”、みたいな人たちに楽器を始めてもらったほうが面白いというコンセプトで、30人くらいに声をかけました。どうせだったらライブまで体験してほしいと企画したのが、フェアステージとしての最初の活動ですね。
なぜ、これだけ大きく成長できたのでしょうか?
最初のライブから出演者のつながりもあって、お客さんがたくさん入ったんです。その時、ライブを観に来てくれた人から“楽器を始めてみたい”という声が多くて。意外と楽器やバンドをやってみたいというニーズはあっても、踏み出せていない人がいるんだなと思いました。
それで、フェアステージをみんなに知ってもらって大きくしたら、どんなことが起きるのかなと、いろんな会社にうかがって音楽に興味がある人に声をかけていったんです。
会社に声をかけた理由は?
僕たちの最初のコンセプトは、“こういう仲間とよく一緒にいる”という人たちをつなげてバンドにすることで、友達から音楽仲間を作っていくというスタンスでした。だから仲間が作りやすい場所はどこかと考えた時、会社という単位は面白いと思って声をかけ始めました。
おもにどのような活動を?
まず年に何回か「フェアステージ」というライブを主宰しています。バンドをやる目標を作るためにもライブは大切で、みんな友人たちを呼ぶから100~150人くらいお客さんが集まるんです。それに幅広い年齢層のバンドが出演して、世代を超えたコミュニケーションも生まれます。ほかにもプロのミュージシャンや池部楽器店さんと協業して、直接アドバイスをもらえるイベントなども月に何回か開催しています。
また僕は、八王子FM(Tokyo Star Radio FM77.5MHz)でラジオ番組を持っていますが、そこでバンドさんのオリジナル曲を流すことで、モチベーションのアップにつなげています。さらに松戸市の後援を受けてイベントを開催しました。そういった活動をくり返しながら会員数を増やし、現在では、フェアステージに参画している企業の音楽部が31社、会員数も5,700人を超えました。
音楽仲間を増やすことが、
フェアステージの活動です。
フェアステージでバンドを組みたいと思った時、何から始めればいいでしょうか?
社会人以外でも、参加したい方はフェアステージ公式サイトから会員申し込みをしていただくとメールが届きます。そのメールに記載された手順に従って会員登録をすることができます。その後、LINEグループのようなものに呼ばれ、いろいろな情報を受け取れるようになります。
会員になってからバンドを組む方法は?
入会時にバンド結成を希望された方の情報を登録し、そこから年齢が近く、相性の良さそうな方同士をおつなぎしています。フェアステージを通じてマッチングした方たちは、Zoom会議などを開いて顔合わせをしています。
パートでマッチというより、まずは音楽仲間を作ることが先のコンセプトですから、相性の良さそうな人に声をかけて集めます。オンラインで会ってバンドが組めれば、あとはそれぞれ活動してもらいます。
現在、会員はどの地域が多いですか?
8割は首都圏の方で、あとの1割は大阪、ほかの地方の方が1割くらいですね。なので今後はもっと全国に会員を増やしていきたいです。
さらに活動が拡大しそうですね。
音楽を楽しむ仲間をもっと増やしていきたいので、フェアステージというコミュニティを大きくしていきたいですね。そのための1つとして、2年後くらいには野外フェスの開催も目指しています。できれば1万、10万と会員数を増やし、いつか東京ドームを埋めたいですね(笑)。
それはすごい。フェアステージとの出会いから、音楽が一生の趣味になる人が増えそうですね。
そうなる方や音楽仲間を増やすことが、フェアステージの目的です。今も音楽を始める一歩を踏み出せない大人は、かなりいると思います。でも、フェアステージのコミュニティには50代から楽器を始めた方もたくさんいます。だから躊躇している人は、ぜひ一度フェアステージに入って、音楽にチャレンジしてほしいですね。
楽器の演奏やバンド活動は考えている以上にハードルが低いですし、音楽は一生楽しめる趣味にもなります。年齢や性別に関係なく、一度フェアステージのライブに遊びに来て、ぜひ僕たちの雰囲気を感じてください!

まずは会員登録から https://fair-stage.com/community/
LIVE

EVENT


LIVE INFORMATION 『FAIR STAGE Vol.22』
- 2026年11月14日(土) 学芸大学MAPLEHOUSE 開場:12時20分/開演:12時30分
- 2026年12月5日(土) 池袋LIVE INN ROSA 開場:12時50分/開演:13時
※一般の方も入場可能(前売り:2,000円/当日:2,500円 ドリンク代別)
フェアステージ 公式サイト
https://fair-stage.com