ギタリストが出くわしがちなシチュエーションを題材に、その解決方法を考えていく教則本『38のシチュエーションで学ぶ 宮脇流セッション・ギタリスト養成塾〜アドリブ・マスター・コース』。第4弾はもし、“友達とオリジナル曲を作っている時、“単純なCじゃなくてC△7(13)を弾いて“と言われたら。
【シチュエーション4】
もし、友達とオリジナル曲を作っている時、
“単純なCじゃなくてC△7(13)を弾いて“と言われたら・・・。
現場の風景
- オリジナル曲を作っている時。
- 大人で洒落た雰囲気のコードを求められた。
- コード・ブックを忘れてしまった!
アコギでの弾き語りの経験も少々あって、とりあえず、Cコード、Fコードなどシンプルなコード・フォームは知っていた。ある日、ボーカルをやっている友達と一緒にオリジナル曲を作っていたところ、“そこのコード、単純なCじゃなくてC△7(13)とかに変えてみてよ。もっと大人で洒落た雰囲気にしてみたいんだ”との要請を受けた。キーボードを少し弾ける彼は、コードに関しても知識がわりとあるらしい。
ところが、あいにくコード・ブックを忘れてきてしまった! 弾けるコードはというと、丸覚えしているシンプルなコード・フォームのみ。すると“あのさ、Cコードをちょっと変えたら、すぐ作れるんじゃないの?”と友達からとどめのひと言が。
そうは言われても、△7などを始め、いろいろと数字のついているコードになるとお手上げ状態なのだ(Ex-1)。どんなルールでああいう数字がコードについているのかまったく理解していない。冷静に考えてみると、コード・ブックをすべて丸暗記するよりも、コード・ネームのルールを理解し、コード・フォームを作っていく方法をマスターしたほうが楽そうな気がする!
さて、ひとつのコード・フォームから無数のコードを生み出すには、実は基本の知識さえあれば大丈夫。そのちょっとしたコツは、本書連動のYouTubeにて。
『38のシチュエーションで学ぶ 宮脇流セッション・ギタリスト養成塾〜アドリブ・マスター・コース』
品種 | ムック |
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著者 | 宮脇 俊郎(著) |
仕様 | A4判 |
発売日 | 2020.08.24 |
ISBN | 9784845635283 |