2023年7月28日、原宿のフェンダー旗艦店FENDER FLAGSHIP TOKYOにて、フー・ファイターズのクリス・シフレットによるインストア・イベントが開催された。ここではその模様をお届けしよう。
取材・文=トミー・モリー
シグネチャー・モデルの解説を軸にしたトーク&ライブ!
翌日に『フジロックフェスティバル ’23』出演を控えたフー・ファイターズのクリス・シフレットによる、この『Fender Flagship Tokyo Special Event with Chris Shiflett』は、彼のシグネチャー・モデル、CHRIS SHIFLETT TELECASTER DELUXEに関するインストア・イベント。
抽選で選ばれた50名の観客が集い、FENDER FLAGSHIP TOKYOのB1Fにて開催された。
トーク部分では、ギターを始めたきっかけからテレキャスター・デラックスの魅力、自身のモデルの開発秘話まで、様々な話題が展開。やはりと言うべきか、シグネチャーのスペック(特にピックアップ)に関してはトークにも熱がこもり、いかにクリス本人のこだわりが込められているのかが伝わってくる。
トーク後は、シグネチャー・モデルとフェンダーのThe Pelt Fuzzを組み合わせたサウンドで1曲を披露。そこからアコギ(PO-220E Orchestra)へと持ち替え、今秋リリース予定のソロ作の収録曲を含む、3曲を弾き語りで演奏してくれた。
ちなみにクリスはこのアコギも気に入った様子で、“これは俺の新しいシグネチャー・モデルだ!”と冗談を言う場面も。
最後はこの日にギターを購入した人だけが参加できるミート&グリートが行なわれ、ギターにサインをしたり、一緒に写真を撮ったりと、ファンと非常に距離の近い特別な時間を過ごし、イベントは終了。
今後もFENDER FLAGSHIP TOKYOではアーティストによるイベント(生演奏もあるかも?)が開催予定とのことなので、気になる人は“Fender News”やフェンダー公式HPなどをこまめにチェックしておこう。
Fender
Chris Shiflett Telecaster Deluxe
【スペック】
Body Material:Alder
Body Finish:Gloss Polyester, Polyester
Neck:1-Piece Maple, “C” Shape
Neck Finish:Gloss Urethane
Fingerboard:Rosewood, 12” (305 mm)
Frets:21, Medium Jumbo
Position Inlays:White Dot (Rosewood)
Nut (Material/Width):Synthetic Bone, 1.650” (42 mm)
Tuning Machines:Fender® Vintage “F” Stamped
Scale Length:25.5” (64.77 cm)
Bridge:6-Saddle Vintage-Style Strat® Strings-Through-Body Hardtail
Pickguard:3-Ply Mint Green (744), 3-Ply White (706), 4-Ply White Pearloid (780)
Pickups:CS1 Humbucking (Bridge), (Middle), CS2 Humbucking (Neck)
Pickup Switching:3-Position Toggle: Position 1. Bridge Pickup, Position 2. Bridge And Neck Pickups, Position 3. Neck Pickup
Controls:Volume 1. (Neck Pickup), Tone 1. (Neck Pickup), Volume 2. (Bridge Pickup), Tone 2. (Bridge Pickup)
Control Knobs:Skirted Amp Knobs
Hardware Finish:Chrome
Strings:Fender® USA 250L Nickel Plated Steel (.009-.042 Gauges), PN 0730250403
Case/Gig Bag:Standard Black Hardshell
【価格】
オープン(市場想定価格:162,800円/税込)
【問い合わせ】
フェンダーミュージック TEL:0120-1946-60 http://fender.co.jp