弾かない時は弦を緩めなくちゃダメなんですか? | ギター知恵袋:040 弾かない時は弦を緩めなくちゃダメなんですか? | ギター知恵袋:040

弾かない時は弦を緩めなくちゃダメなんですか? | ギター知恵袋:040

ギター初心者に贈るQ&A集。あなたの疑問に答えます!

文:いちむらまさき
*この記事は書籍『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。

Q:
ギターを弾き終わった時には弦を緩めておくべきなの?

A:

緩める人もいれば、緩めない人もいます。

弦を緩める人の最大の理由は、“弦が引っぱる張力がかかり続けることによって、木材であるネックが反ってしまったりすることを避けたい”ということです。

単に何もしない=緩めない人もいますが、意図的に緩めない場合には、チューニングを頻繁に変える(=ネックにかかる張力が変化する)ほうが楽器に良くないと考える人が多いと思います。

これはどちらが正しいという話ではなく、好みの問題だと思います。

例えばギターを郵送する場合などには、チューニングされた状態からペグ2~3周分ほど弦を緩めて送るのが主流です。

ちなみに筆者は基本的にはまったく弦を緩めませんが、30年以上所持しているギターも含めて、弦を緩めないことが理由で駄目になったというギターはありません。それよりも湿度の変化などのほうがギターに与える影響としては重要な気がします。

『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます! 知らなきゃ損するギター知恵袋』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
発売日2015/12/10
ISBN9784845621262

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki