座って弾く時、足を組む? 組まない? | ギター知恵袋:064 座って弾く時、足を組む? 組まない? | ギター知恵袋:064

座って弾く時、足を組む? 組まない? | ギター知恵袋:064

ギター初心者に贈るQ&A集。あなたの疑問に答えます!

文:いちむらまさき 撮影:山下陽子(SLANG)
*この記事は書籍『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。
*画像は書籍からの流用のためモノクロです。ご了承下さい。

Q:
座って弾く時、足は組んでも大丈夫でしょうか?

A:

まず練習時ということを前提として考えてみます。

しっかりとテンポ・キープした練習が理想ですので、一般的には足を組まないほうがリズムを取りやすいと思います。椅子の高さを調節できる場合は、自分の両足裏が地面に丁度着くくらいにセッティングして、足を上下に動かしたりしてリズムをとりながら弾くのが良いでしょう。

ある程度のテンポ・キープができるようになったあとならば、例えば右足を上に組んでギターを乗せたりするのもかまいませんが、足を組み続ける姿勢はあまり身体に良いわけではありませんし、足がしびれてしまうなんて可能性もあるので、筆者は演奏する時に足を組み続けることは推奨しません。

単に同じ姿勢で長時間過ごすことも身体に悪いので、そういう意味でも練習中の休憩は大切です。ちなみに右利きのギタリストの場合、左足を上に組む人は滅多にいません。理由はギターを乗せにくいから(やってみて)。

右利きの人が左足にギターを乗せた不自然なフォーム
右利きの人が左足にギターを乗せて弾くと乗せにくく、不自然なフォームになりがち。

『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます! 知らなきゃ損するギター知恵袋』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
発売日2015/12/10
ISBN9784845621262

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki