毎日の練習時間の目安は? | ギター知恵袋:068 毎日の練習時間の目安は? | ギター知恵袋:068

毎日の練習時間の目安は? | ギター知恵袋:068

ギター初心者に贈るQ&A集。あなたの疑問に答えます!

文:いちむらまさき
*この記事は書籍『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。

Q:
普通は毎日、何時間くらいギターの練習をするものですか?

A:

“毎日2時間練習してる”、“俺は3時間”といったような、他人の練習時間の話を耳にすることもあるかもしれませんが、何時間やるにしても過度の連続練習は良くありません。

楽曲を何度も連続で練習すると、かえってどのあたりのパートを弾いているのか混乱してしまうものです。休憩を挟んでこそ効率の良い練習といえます。

ギター演奏は、腱鞘炎(手の腱の周囲を覆う腱鞘が炎症を起こして、指を動かすと痛みを感じたり動かせなくなる病気)と隣り合わせです。15分練習したら5分休憩するといったように練習と練習に間隔を入れるようにしましょう。

また、1週間のうち1日だけ5時間(300分)まとめて練習するよりも、毎日30分×1週間(210分)練習したほうが、トータルの練習時間は短いですが、効率良く上達します。

練習というのは、日々の積み重ねによって両手に手クセをつけていくようなものなので、できるだけ毎日続けて“昨日の復習”をすることで両手が“慣れて”いくのです。

時計のイラスト

『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます! 知らなきゃ損するギター知恵袋』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
発売日2015/12/10
ISBN9784845621262

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki