“適当に弾いてみて”と言われると困る | ギター知恵袋:168 “適当に弾いてみて”と言われると困る | ギター知恵袋:168

“適当に弾いてみて”と言われると困る | ギター知恵袋:168

ギター初心者に贈るQ&A集。あなたの疑問に答えます!

文:いちむらまさき
*この記事は書籍『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。

Q:
ギター教室の先生やバンド・メンバーなどに“適当に弾いてみて”と言われることがあるのですが、その適当というのがわかりません。

A:

“適当”を言い換えると“一か八か”なんだと思います。この“一か八か”をやればやるだけギターは上達するのです。誰でも上手になるまでは自由に弾けないのですから、変な音を弾いてしまって当たり前です。

そこから“いかに変な音を弾かないようにしていくか”のために、“一か八か”をくり返すことで“だんだん変な音を弾かないことに慣れていく”という過程が大切なのです。間違えてもいいので何度でもチャレンジしてみたいところです。

“適当に弾く”、それは“変な音を弾くことを怖がらない”、“一か八かをたくさんやった人ほど上達する”ということでもあります。

バンドのドラマーから“何か弾いて”と言われたら?

『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます! 知らなきゃ損するギター知恵袋』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
発売日2015/12/10
ISBN9784845621262

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki