フレットの違い | ギター上達100の裏ワザ:033 フレットの違い | ギター上達100の裏ワザ:033

フレットの違い | ギター上達100の裏ワザ:033

「こんな練習方法や考え方があったのか!」……読むだけで上達する魔法のギター講座

文:いちむらまさき イラスト:花くまゆうさく
*この記事は書籍『ギター上達100の裏ワザ 知ってトクする効果的な練習法&ヒント集』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。

購入前に試奏する時には ➡ 1弦1フレットをハンマリングしてみよう

 ギターを選ぶ際、ネックの形状やサウンドのことは割と考えますが、見落としがちなのが、フレットの違いです。フレットには、断面の平坦度に違いがあることと、1、6弦側の処理の違いがあります。

 断面の平坦度は好みで決めてOKですので、種類があるということを知っておきましょう。

 フレットの端がやや早く斜めになり始めているものは、1弦1フレットで(開放弦に向かって)ハンマリングすると、弦がフレットを滑り落ちてしまい、綺麗な音が出ないことがあります。これはどちらかと言えば、エレキギターよりもアコギで気になる点で、現代のギターではクリアしているものが多いですが、古いものや、極端に安いものにありがちな傾向です。

 もちろん、ハンマリングを使わないという人はOKですが、良いギター選びという点、またギター知識としても知っておくとよいでしょう。

弦がフレットから滑り落ちると、音に支障が出てしまう
弦がフレットから滑り落ちると、音に支障が出てしまう

『ギター上達100の裏ワザ 知ってトクする効果的な練習法&ヒント集』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
発売日2006.05.17
ISBN9784845613168

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki