作曲では、コード進行のパターンを多く知ることが有利 | ギター作曲100の裏ワザ:005 作曲では、コード進行のパターンを多く知ることが有利 | ギター作曲100の裏ワザ:005

作曲では、コード進行のパターンを多く知ることが有利 | ギター作曲100の裏ワザ:005

ギタリストならではの、目からウロコな作曲法があふれ出す!

文:いちむらまさき イラスト:花くまゆうさく
*この記事は書籍『ギター作曲100の裏ワザ 知ってトクするおもしろアイディア&ヒント集』(2010年/リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。

コードってたくさん知らないといけない? ➡ 「コード進行」をたくさん知ってた方がいい

 すべてのメロディには、コードを付けられます。あなたの作った楽曲を人に発表するには、コード進行はほぼ不可欠だと思ってください(コード概念のない曲もありますが)。「コードを全部覚えるの?しんどそう……」と思ったあなた。大丈夫、コードは暗記物ではありません。コードは無数にありますが、それを丸暗記する必要はないのです。必要なのは、コードの持つルールを知ること。そうすれば、暗記するコ−ドは20個くらいで作曲活動がスタートできます。特にギターは多くのフォームが似ている楽器なので、ポジションをフレット移動させればOKなのです。

 作曲では、コード進行のパターンを多く知ることが有利。ギターでコード進行を練習する際も、「あぁ、この進行は好きだなぁ」というようにコードの流れを意識して弾きましょう。作曲というのは「フレーズやコードをつないでいく」ことなのです。このことを踏まえると、いろいろな曲を弾いてさまざまなコード進行のパターンに触れた方が、作曲はスムーズにできると言えるでしょう。

イラスト

『ギター作曲100の裏ワザ 知ってトクするおもしろアイディア&ヒント集』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
紙版発売日2010.03.19
紙版ISBN9784845617968

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki