ギターで作曲をするのに、音楽理論はどれくらい必要なのか? | ギター作曲100の裏ワザ:006 ギターで作曲をするのに、音楽理論はどれくらい必要なのか? | ギター作曲100の裏ワザ:006

ギターで作曲をするのに、音楽理論はどれくらい必要なのか? | ギター作曲100の裏ワザ:006

ギタリストならではの、目からウロコな作曲法があふれ出す!

文:いちむらまさき イラスト:花くまゆうさく
*この記事は書籍『ギター作曲100の裏ワザ 知ってトクするおもしろアイディア&ヒント集』(2010年/リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。

それほど理論を知らない人は ➡ ギターの上達も目指しながら進もう

 音楽理論をすべて理解している必要はありません。“ある程度”でOKです。それは逆に言えば、「ある程度は知っておくと有利」ということでもあります。ギタリストであれば知っているであろう「コードC」。これだって理論上のものなわけですから、すでにあなたも少しは理論をかじっているということになります。なので、「俺は理論なんて学ばない!」と言い張ってもムダです。自分なりの作曲法だって、1つの理論みたいなものですしね。

 曲とは、自由に作るものです。自由である以上、理論に縛られる必要はありません。しかし、人に受け入れられるための方法論を知っていれば、今より早く完成させることができます。その方法論を本書では解説していますが、ギター・プレイの上達と平行して、おのずと少しずつ培われていくものでもあります。ギターを持って作曲をするのだから、ギターが上達すれば作曲も上達していくのです。理論は必死に勉強しなくてもいい(かもしれない)けれど、拒否することもない、そんな感じです。

ギターの上達と作曲の上達を一挙両得!
ギターの上達と作曲の上達を一挙両得!

『ギター作曲100の裏ワザ 知ってトクするおもしろアイディア&ヒント集』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
紙版発売日2010.03.19
紙版ISBN9784845617968

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki