ほとんどの曲は、この10個のコードが基本! | ギター作曲100の裏ワザ:020 ほとんどの曲は、この10個のコードが基本! | ギター作曲100の裏ワザ:020

ほとんどの曲は、この10個のコードが基本! | ギター作曲100の裏ワザ:020

ギタリストならではの、目からウロコな作曲法があふれ出す!

文:いちむらまさき イラスト:花くまゆうさく
*この記事は書籍『ギター作曲100の裏ワザ 知ってトクするおもしろアイディア&ヒント集』(2010年/リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。

使っていいコードが覚えにくい場合は? ➡ 「m」は隣と隣に住んでいる

 ここまでの連載で何となく知ったコードを、頭の中に順番に並べてみてください。これは、Cキーにおいてよく使うコードなので、このまま進行として弾くことに慣れてしまうといいでしょう。

Cコードの隣と隣をチェック!
Cコードの隣と隣をチェック!

 そして、気が付いてほしいのです。Cの隣とその隣が「m」ということに。覚えやすいでしょう? この進行の続きとして、Cに行く前にはGをセブンスのG7にすると、落ち着くってわけです。

 Bm(♭5)は特殊なので、あまり出てはきませんが、だからこそ、裏ワザ018のようなG(onB)を使ったりもするのです。

 さらにマイナー・キーの場合は、Amに行くためにE7がよく出てきます(家に帰る前にはセブンス)。ほとんどの曲は、このページに書いた10個のコードを基本コードとして作られていると考えてください。たったの10個です。

 そして、これら以外のコードをどこで使うか?がポイントということで、裏ワザは続きます。上の一覧表は、裏ワザ022で数字に置き換えちゃいます。

『ギター作曲100の裏ワザ 知ってトクするおもしろアイディア&ヒント集』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
紙版発売日2010.03.19
紙版ISBN9784845617968

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki