DEVELOPMENT
プレイヤーの心を躍らせるユニークなアイディアの発火点
個性的な仕様を備えた製品が生まれるGamechanger Audioの研究開発現場の写真をイリヤが送ってくれた。時系列はバラバラだが、本人の解説を交えて紹介していこう。
オフィスにてPLASMA RACKを製作中。
“写真手前は、回路の製作や工場でのプロセス化に尽力してくれたエルヴィス・ラセヴスキーです。現在は独立して、自身のプログラミング会社を設立したんですよ”とイリヤ談。
後方に見える人物はマルティンス。
工業地域のど真ん中に構えた最初の本拠点。草木に囲まれた場所で、広さは約80平方メートル程度。
“周囲に人は住んでいなかったから、大きなノイズを出しても問題ない環境でした。現在はリハーサル&レコーディング・スタジオとして使用しています。
写真は、左からマルティンス・メルキス(開発エンジニア)、フレイタス(デザイン担当)、マティス(PR担当)、ディジス・デュボヴスキス(共同設立者/経理担当)、そして私です”。
現在のオフィス内部、2階。
共同設立者であるクリスタプス・カルヴァが、回路をテストするためのボードをセットアップしている様子。
おそらく最初に作られたものだというPLUS Pedalの初期ロット。
イリヤ曰く“手前はLIGHT PEDALの開発に尽力してくれたテオドア・ケリモフス。現在はフィンランドの工科大学の大学院に在籍しています。卒業したらぜひ戻ってきてほしいですね。
奥がヴァルタース・セルミンス。以前は3Dプリンター製作会社に勤務していて、製品の緻密な設計に協力してもらいました”。
会社が始まった当初は資本がなく、PLUS Pedal、PLASMAPedal、LIGHT PEDALなどはクラウド・ファンディングで開発資金を調達したそうだ。
写真は、PLASMA Pedalをプレオーダー(先行予約)したユーザーへ、感謝の意を込めて製作者のサインを書いているところ。“卓球台はその作業を行なうのにベストでした”とのことだ。
PLUS Pedalのフットペダル。夫婦のクラフトマンが製作してくれたものだとか。