最新作『FICTION』で、オリジナリティ溢れる多彩な音色を聴かせてくれたサトウ。今回は、BREIMENのライブやレコーディングで活躍する彼のメイン・ギアを一挙に紹介!
取材・文=伊藤雅景 写真=星野俊
Guitars
Pedalboard
【Pedal List】
①Shin’s Music/Baby Perfect Volume Hybrid(ボリューム・ペダル)
②Z.VEX EFFECTS/Lo-Fi Junky Clear(フラッター/ビブラート)
③XOTIC/XW-1(ワウ)
④J. Rockett Audio Designs/The Jeff Archer(オーバードライブ)
⑤FREE THE TONE/FIRE MIST FM-1V(オーバードライブ)
⑥D*A*M/Dope Priest(ファズ)
⑦Spaceman Effect/Gemini IV(ファズ)
⑧Maxon/Overdrive Pro(オーバードライブ)
⑨Line 6/HX Effects(マルチ・エフェクター)
⑩VITAL AUDIO/POWER CARRIER VA-08 MKII(パワー・サプライ)
BREIMENのレコーディングやライブで活躍するサトウのメイン・ボードを解説していこう。接続順は、①〜⑨まで番号順に直列でつながれている。
まず、今作で最も使用頻度の高かった②は、“真ん中のComp-LoFiツマミをゼロにした時の、パッキパキの’80sコンプのような音”がサトウのお気に入り。
④はほぼ踏みっぱなしの状態。ローゲインに設定し、音を補強するプリアンプ的な用途で使用している。
また⑥と⑦のファズは楽曲によって使い分けており、④の音色に厚みが欲しい時にオンにするのが⑥、ほかのファズと組み合わせたり、様々な用途で使用するのが⑦。
最近入手したという⑧は、④に重ねがけをすることが多く、“オンにするとフレーズが持ち上がって、音の強度が上がる”とのこと。サトウは⑧&④をオンにした状態で、手元のボリューム・ノブでサウンドをコントロールすることが多いそうだ。
LIVE INFORMATION
BREIMEN 3rd ALBUM 『FICTION』
RELEASE ONEMAN TOUR “NON FICTION”
【ツアースケジュール】
2022/09/17(土)/梅田シャングリラ
2022/09/18(日)/名古屋UPSET
2022/09/29(木)/Spotify O-EAST
※チケット購入の詳細は公式HPまで
https://brei.men/
作品データ
『FICTION』
BREIMEN
スペースシャワー/PECF-3272/2022年7月20日リリース
―Track List―
01.フィクション
02.ドキュメンタリ
03.CATWALK
04.苦楽ララ
05.MUSICA
06.D・T・F
07.あんたがたどこさ
08.綺麗事
09.チャプター
10.エンドロール
―Guitarist―
サトウカツシロ