新作『TOWNCRAFT』をリリース後、ソロ名義で初となる東名阪ツアーを終えたTAIKING。今回はそのツアーで使用した機材を紹介していこう。まずは彼が新たに導入したストラトキャスターと、J-45から。
取材/文=伊藤雅景 本人写真=Asami Nobuoka 機材写真=星野俊
Guitars
Fender/Stratocaster
細部まで“自分好み”に仕立て上げたTAIKINGのメイン器
今作『TOWNCRAFT』のリリース・ツアー直前に完成したメイン・ギター。JVシリアルを持つ日本製フェンダー・ストラトキャスターのネックとボディを使用し、それ以外のパーツ類をTAIKING自身で組み込み作り上げた1本だ。ピックアップにはフェンダー製Texas Specialを採用し、リア・ピックアップにもトーンが効く配線にしている。また、ボリューム・ノブ(下部写真参照)にはポインターとビスによる手製のストッパー機能を追加し、ボリュームを絞った際に目盛りが5の位置で止まるように。これによって、クランチ〜クリーンの調整が容易になったそうだ。
Gibson/J-45
TAIKINGのアコースティック・サウンドを支える1本
15年ほど前に友人から譲り受けたというGibsonのJ-45で、TAIKINGが唯一所有しているエレアコ。ライブで使用するアコギは本器1本で、今作『TOWNCRAFT』のレコーディングでも活躍した。なお、作品中で聴けるアコギのサウンドはすべて本器のものだ。改造点はなく、オリジナルの状態で使用しており、チューニングはレギュラーにセッティング。
TOWNCRAFTツアーのプレイリストはこちら
https://fcls.lnk.to/TOWNCLAFT_LIVE
作品データ
『TOWNCRAFT』
TAIKING
F.C.L.S./KSCL-3339/2022年09月21日リリース
―Track List―
- Easy
- Holiday
- SPOT SESSION
- SPOT LIGHT
- Rules feat.Tao Tsuchiya
- Brother
- Capsule
- Summer Again
- BET
- VOICE
- Space Traveler
―Guitarist―
TAIKING