2023年6月に約5年半ぶりとなる4thアルバム『Council Skies』をリリースしたノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ。それに伴うワールド・ツアーも行ない、2023年12月に4年半ぶりとなる日本公演も実施された。ここではノエル・ギャラガー(vo,g)が来日公演で使用した、1960年製のギブソンES-355TDSVと、 シグネチャー・モデルのMurphy Lab Noel Gallagher 1960 ES-355をご紹介。
取材・文=小林弘昂 写真=行本正志
1960 Gibson
ES-355TDSV
オアシス時代からのメイン・ギター
オアシス時代の1997年に購入し、2001年頃からメインとして使い続ける60年製。昨年4月のインタビュー時、“もう60年製のES-355はツアーに持ち出さない。シグネチャー・モデルを使うつもりだ。”と話していたノエルだが、今回のアメリカ・ツアー中に“やっぱりしっくりこない”と感じ、再びライブでのメインに返り咲いた。
Gibson Custom
Murphy Lab Noel Gallagher 1960 ES-355
メインを再現したシグネチャー・モデル
2022年に限定販売されたノエルのシグネチャー・モデル。カスタムショップ内のマーフィー・ラボによってメインの60年製ES-355のルックスを再現している。一時期はライブのメインで使用していたが、現在はサブ・ギターとしてスタンバイ。ノエル曰く“ルックスは60年製と似ているが、やっぱりフィーリングは別物だね”とのこと。