CARL MARTIN/Honey Comp〜カッティングに最適なエフェクターを探せ! CARL MARTIN/Honey Comp〜カッティングに最適なエフェクターを探せ!

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CARL MARTIN/Honey Comp〜カッティングに最適なエフェクターを探せ!

ギター・マガジン編集部が注目するカッティング系エフェクター16機種を、TAIKINGが試奏する本企画。今回はCARL MARTINのHoney Compをチェック!

【PR】 取材・文:鈴木誠 機材撮影:八島崇 人物撮影:鈴木千佳
*本記事は、ギター・マガジン2024年8月号の「カッティングに最適なエフェクターを探せ!」を再編集したものです。

CARL MARTIN
Honey Comp

CARL MARTIN/Honey Comp

往年の名機が小型サイズでリニューアル&アップデート

 デンマークのCarl Martinによる最新のペダル・コンプレッサー。電源は9V/200mAのACアダプター専用で、内部のDC/DCコンバーターにより12Vで動作。これにより、重厚感のある黒い筐体に4ノブが横一列に並んだ同ブランドの名機“Compressor/Limiter”と同じ音質とヘッドルームを維持したという。コントロールはComp、Level、Dryの3ノブ。スレッショルドとレスポンスは固定されている。

 2019年に登場した前作から、現代のペダルボード事情にも優しい小型サイズになり、今作で新たにドライ音とエフェクト音のバランスを整える“ドライ”ノブが追加された。

ドライ・ノブ
Dryノブの追加により、ドライ音とウェット音を混ぜるというスタジオ的手法を実現。これによりミックス時にもギターが埋もれにくいという。筐体はグレーのアルマイト仕上げ。
バック・パネル
バック・パネル

TAIKING’s REVIEW

最後段でバッファーみたいにかけっぱなしに。

 この“COMP”っていう潔いネーミングのツマミがいいですね(笑)。僕としてはシグナル・チェイン(編注:入力から出力までの一連の信号の流れのこと)のうしろに入れて使ってみたいかな。シンプルなコントロールだけど、最後段の調整に十分使えます。キャラクターとしてのコンプの音色というより、最終的な出音を整えるコンプというベクトルで導入したいです。

 触っていて気づいたのは、CompもLevelもゼロにして、Dryだけを上げる使い方です。こうすると、これだけで音が元気になるんです。最後段でバッファーみたいにかけっぱなしにする用途でもいけますね。

 これなら初めてコンプレッサーを買う人がエフェクトの先頭に置いて使っても、操作に迷うところがないですね。“1台持っておいたらいいかも!”という感じです。筐体の見た目もカッコいいですよね。

Honey Compを試奏するTAIKING
Honey Compを試奏するTAIKING
TAIKINGのオススメSetting
TAIKINGのオススメ・セッティング

CARL MARTIN
Honey Comp

【スペック】
●コントロール:コンプ、レベル、ドライ、オン/オフ・スイッチ
●入出力端子:インプット×1、アウトプット×1
●電源:9Vアダプター
●外形寸法:60 (W)×115(D)×50(H)mm
●重量:340g

【価格】
29,700円(税込)

【問い合わせ】
フックアップ TEL:03-6240-1213

ギター・マガジン2024年8月号

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