PRS Guitars/MARY CRIES Optical Compressor〜カッティングに最適なエフェクターを探せ! PRS Guitars/MARY CRIES Optical Compressor〜カッティングに最適なエフェクターを探せ!

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PRS Guitars/MARY CRIES Optical Compressor〜カッティングに最適なエフェクターを探せ!

ギター・マガジン編集部が注目するカッティング系エフェクター16機種を、TAIKINGが試奏する本企画。今回はPRS GUITARSのMARY CRIES Optical Compressorをチェック!

【PR】 取材・文:鈴木誠 機材撮影:八島崇 人物撮影:鈴木千佳
*本記事は、ギター・マガジン2024年8月号の「カッティングに最適なエフェクターを探せ!」を再編集したものです。

PRS Guitars
MARY CRIES Optical Compressor

PRS GUITARS/MARY CRIES Optical Compressor

世界的ギター・ブランドが手がける初のエフェクト・ペダル

 2022年にアメリカのPRS Guitars初のエフェクト・ペダルとして登場した3機種のうちの1つ。設計はPRS本社のあるメリーランド州スティーブンスヴィルで行なわれ、組み立てもアメリカ国内で行なっている。

 音色はレコーディング・スタジオで使われるオプティカル・コンプレッサーの名機LA-2Aをもとにデザイン。フット・プリントが比較的大きめのペダルながら、扱いやすさを意識した2ノブ仕様としている点が目を引く。また、COMPRESSIONを低めにしてOUTPUT GAINを調節することで、ボリューム・ブースターとしての使い方も訴求する。

 エフェクト・オフ時はハードウェア・バイパスとなる仕様。

LED
COMPRESSIONノブの左横に備わるLEDは、弾いた音がスレッショルドを超えると点灯し、どれぐらいコンプレッションが効いているかを視覚的に示す。
バック・パネル
バック・パネル

TAIKING’s REVIEW

ピッキングへの反応も速く、ハリを出してくれる。

 このシンプルな2ノブ構成の操作系、いいですね! こういう操作に迷わなそうな機種ほど、僕の手元には長く残りがちです。サウンドは抜けが良くなるような感覚がありつつ、“変わってほしくないところが変わらない”という印象。アルペジオとかで埋もれがちな部分も持ち上げてくれると思います。

 ピッキングへの反応もわりと速いので、カッティングにおいてもハリを出してくれて弾きやすい。僕ならバッファーの感覚でシグナル・チェインの先頭に置いたり、もしくはアンプのセンド/リターン回路にボリューム・ペダルと一緒に入れてかけっぱなしにしたりとか、そういう場面で活躍させたいです。

 あと、コンプレッションのLEDは入力の強さに応じて光りますね。スレッショルドに引っかかると光り始めるので、ギターを持ち替えてピックアップの出力が変わったりした時にも、セッティングを決めるのが早そうなのが良いです。

MARY CRIES Optical Compressorを試奏するTAIKING
MARY CRIES Optical Compressorを試奏するTAIKING
TAIKINGのオススメSetting
TAIKINGのオススメ・セッティング

PRS GUITARS
MARY CRIES Optical Compressor

【スペック】
●コントロール:アウトプット・ゲイン、コンプレッション、オン/オフ・スイッチ
●入出力端子:インプット×1、アウトプット×1
●電源:9Vアダプター、9V電池
●外形寸法:93(W)×123(D)×59(H)mm
●重量:499g

【価格】
40,000円(税込)

【問い合わせ】
ポール・リード・スミス・ギターズ・ジャパン TEL:03-6823-2385

ギター・マガジン2024年8月号

  • 特集:カッティング“超”至上主義 Featuring コリー・ウォン
  • カッティングに最適なエフェクターを探せ!〜注目のコンプレッサー、フェイザー、オートワウ、エンベロープ・フィルター16機種をTAIKINGが徹底試奏