たかはしほのか(vo,g)がリーガルリリーで使用する1972年製テレキャスターを徹底解剖! 新作『kirin』のレコーディングでは「17」以外のすべての楽曲で使用したそうだ。使用弦や巻き数、ブリッジ・サドルのセッティングなどの詳細も見ていこう。記事下部では登場楽曲を検討中のフェンダーAcoustasonicも紹介!
取材/文=伊藤雅景 写真(1972 Fender/Telecaster)=星野俊 写真(American Acoustasonic Stratocaster)=スタッフ提供
Guitars
1972 Fender/Telecaster
リーガルリリーのギター・サウンドの核
たかはしの絶対的メイン器、1972年製のテレキャスター。新作『kirin』のレコーディングでは「17」以外のすべての楽曲で使用された(「17」はギブソンES-335を使用)。基本的に目立つ改造は施されていないが、購入時から内部配線の修理や細かい調整を続けている。
ピックアップ・セレクターは、ライブではセンター・ポジションしか使用していないが、レコーディングでダブルのトラックを録る際などはフロントも活用している。ライブでの音色の変化はエフェクターのチョイスが中心だ。なお、チューニングはレギュラー(「ムーンライトリバース」のみ半音下げチューニング)で、使用弦はElixirのNANOWEB(.010〜.046)。
Fender/American Acoustasonic Stratocaster
ハイブリッドな特性が唯一無二なアコスタ
アコースティック/エレクトリック・ギターの特性をあわせ持ったフェンダーのアコスタソニック・ストラトキャスター。本器のシステムには、Fishmanアンダーサドル・トランスデューサー、Fishman Acoustasonicエンハンサー、Fender Acoustasonic Noiselessピックアップを搭載しており、アコギ的な生音、ライン出力はもちろん、エフェクターをつなぎ歪んだサウンドも出力できる。
LIVE INFORMATION
リーガルリリー『cell,core 2024』
日程
- • 2024年12月3日(火)/大阪BIGCAT
- • 2024年12月4日(水)/名古屋CLUB QUATTRO
- • 2024年12月10日(火)/Zepp DiverCity(TOKYO)
※情報は記事公開時のものです。最新の公演情報はリーガルリリー公式HPをチェック!
https://www.office-augusta.com/regallily/
作品データ
『kirin』
リーガルリリー
キューンミュージック
KSCL-3542
2024年8月28日リリース
―Track List―
1.天きりん
2.キラキラの灰
3.17
4.ハイキ
5.春が嫌い
6.夏のエディ
7.me mori
8.ムーンライトリバース
9.海月星
10.60W
11.地球でつかまえて
12.ますように
―Guitarist―
たかはしほのか