第29回:ブースターって何?(ボリューム・ブースト編)|ギター・エフェクターの基礎知識100 第29回:ブースターって何?(ボリューム・ブースト編)|ギター・エフェクターの基礎知識100

第29回:ブースターって何?(ボリューム・ブースト編)|ギター・エフェクターの基礎知識100

ギター初心者におくる、ギター・エフェクターの基礎知識100連発! 意外と知らない、今さら聞けない、そんな時のペダル辞典としてもご活用あれ!

文=今西勇仁(Limetone Audio)

第29回:ブースターって何?(ボリューム・ブースト編)

前回、ブースターとは“歪み量や音量をブーストする(増やす)ための機材”と説明しましたが、ここでは音量をブーストするブースターについて説明します。

歪みエフェクターや歪んでいるアンプの手前にブースターを接続してオンにした場合、歪み量が増えます。しかし、そのうしろにブースターを接続した場合は歪んだ音がそのまま大きくなるため、全体の音量が上がります。これをレベル・ブースターと呼んだりもします。動きとしては、アンプの音量を上げているのと同じようなイメージです。

“アンプのうしろにブースターを接続するってどういうこと?”と思った方もいらっしゃるかと思いますが、正確にはアンプで歪みを作っているプリアンプのうしろということになりますので、アンプのセンド/リターンにブースターを接続する形になります。そのオン/オフで全体の音量のコントロールができます。

ギター・ソロなど、一時的に音量を上げたいような時にレベル・ブースターを用意しておくと、メリハリのついた音量設定の演奏ができ、クオリティがグッと上がるのでオススメです! 学生の頃、必死に練習したギター・ソロが“あまり聴こえなかったよ”と言われた日のことは今でも忘れません(笑)。音量コントロールには気を配っていきたいですね!

MXR / Micro Amp
MXR / Micro Amp
Booster

著者プロフィール

今西勇仁

今西勇仁(いまにし・ゆうじん)

ギタリスト/サウンド・エンジニア。エフェクター・ブランド、Limetone Audioのサウンド・デザイナー。 “サンレコ・ミックス・ダウン・コンテスト2006”に入賞し、その後多くのミュージシャンの楽曲のミックスを手がける。また、自身もギタリストとして、アーティストのサポート活動や、レコーディングに参加。並行してプロミュージシャン向けの機材の開発、モディファイを行なう。 2017年に開催された、“第4回エフェクタービルダーズ・コンテスト”(主催:TOKYO EFFECTOR)での優勝を機にLimetone Audioを設立。プレイヤー目線での商品開発、設計を行ない、現在多くのプロの現場で使用されている。各種製品は全国の楽器店で販売中。 2020年よりYouTubeチャンネルをスタート。メーカーの枠にとらわれずに、エフェクターや機材の楽しみ方を皆さまにお伝えします。