JOYO/JA-02 Ⅱ 〜鷲山和希(Suspended 4th)が試奏!小型ギター・アンプ18選【2025年版】 JOYO/JA-02 Ⅱ 〜鷲山和希(Suspended 4th)が試奏!小型ギター・アンプ18選【2025年版】

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JOYO/JA-02 Ⅱ 
〜鷲山和希(Suspended 4th)が試奏!小型ギター・アンプ18選【2025年版】

最新の小型ギター・アンプを、Suspended 4thの鷲山和希の試奏コメントと共に紹介する本企画。今回はJOYOのJA-02 Ⅱをチェック!

取材/文:鈴木誠 撮影:大谷鼓太郎 アイキャッチ・デザイン:猪野麻梨奈

JOYO
JA-02 Ⅱ

JOYO	
JA-02 II

レトロ・デザインに身を包んだ
先進機能満載のデジタル・アンプ

2006年に中国で設立された音響機器メーカーのJOYO(ジョーヨー)は、高いコスト・パフォーマンスで知られた存在。本製品はレトロ・デザインが目を引くUSB充電式のギター・アンプで、小型ながら2基のスピーカーを搭載し、広がりのあるサウンドを実現している。重量は約330gと、今回試奏したスピーカー内蔵モデルの中では最も軽量だ。

コントロールは、VOLUME/TONE/GAINのツマミと、CLEAN/OVERDRIVEのチャンネル切り換えスイッチというシンプルな構成で、VOLUMEツマミが電源スイッチも兼ねているのがスマート。背面には3.5mmジャックのAUXイン端子とヘッドフォン端子を搭載している。充電端子はUSB Type-C。

長年販売されてきたかのようなレトロなルックスだが、Bluetoothオーディオ入力やUSB充電といった先進機能に対応する部分も含め、味わい深い1台。本体色はブラック(写真)のほかにピンクとブルーがある。

フロント・パネルに設置されたBluetoothボタン。右側のノブでBluetooth接続した音源のボリュームをコントロールできる。
フロント・パネルに設置されたBluetoothボタン。右側のノブでBluetooth接続した音源のボリュームをコントロールできる。
ボタンのプッシュ/プルで、CLEANとOVERDRIVEという歪み量と音色の異なる2種類のチャンネルを切り替えられる。
ボタンのプッシュ/プルで、CLEANとOVERDRIVEという歪み量と音色の異なる2種類のチャンネルを切り替えられる。

JOYO
JA-02 II(TOP)
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JA-02 II(BACK)
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Washiyama’s Comment

ストレートなサウンドで
どこか懐かしい感じがたまらない

鷲山 まさにトランジスタ・アンプといったストレートなサウンドで、どこか懐かしい感じがたまらないですね。見た目もよろしいですし(笑)。細かな機能に惑わされることなく、すぐに音を出せるのがメリットです。ヘッドフォンをつないでみても、アンプを鳴らした時とサウンドが変わらない印象でした。

TONEツマミがまさにギターのTONEノブのような感じでけっこう効きますね。このあたりの操作感にももちろんアナログっぽさがあって、デジタル的な挙動を感じません。エフェクトやキャビネット・シミュレーションのようなギミックも当然なくて、これはむしろストイックな楽器と言えるかもしれない。

とはいえギター入力だけでなく裏にAUXインがあったり、Bluetoothスピーカーにもなります。USB Type-Cで充電できるなんて、レトロな見た目ながらイマドキですね。活躍の場として浮かんだのは、“ギターを弾けるから旅先でみんなに演奏を披露したい”みたいな感じで(笑)、スーツ・ケースにしのばせたいタイプの1台です。

JOYO
JA-02 Ⅱ

【スペック】
●出力:5W
●コントロール:VOLUME、TONE、GAIN、B.T./AUX VOL、CLEAN/OVERDRIVE、Bluetooth
●入出力端子:INPUT、AUX IN、PHONE、USB-C
●電源:充電式バッテリー(USB-C)
●サイズ:147(W)x75(D)x96(H)mm
●重量:約330g
●付属品:説明書、USB-C充電ケーブル

【価格】
7,700円(税込)

【問い合わせ】
サウンドハウス 
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/329401/?srsltid=AfmBOoroDj_S3hoDrnG1EMcPI643s12Tv5rIv0Zp5HMRRJL8ALC7lbuB
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