2017年にアイルランド・ダブリンで結成された5人組ロック・バンド、ザ・マーダー・キャピタル。2025年2月21日(金)に3枚目のアルバム『Blindness』をリリースした彼らが、3月27日(木)に代官山SPACE ODDにて初の来日公演を行なった。来日のタイミングで、ダミアン・トゥイット(g)とカサル・ローパー(g,key)の機材撮影を実施。本記事では、カサル・ローパーがライブで使用したアンプを紹介しよう。
取材・文=小林弘昂 通訳=トミー・モーリー 機材撮影=星野俊
Cathal Roper’s Amplifier
VOX / AC30CC2

ブリティッシュ・サウンドに欠かせないリイシューAC30
カサルの使用アンプは、日本でレンタルしたVOX AC30CC2。2005年に発売されたモデルで、スピーカーはVOXカスタムのGSH12-30が2発搭載されている。

NORMALにインプットし、BRILLIANCEスイッチはオフ。各ノブはNORMAL VOLUMEは1時、TONE CUTはゼロ、MASTER VOLUMEは12時に設定されていた。リバーブとトレモロはオフ。
カサルは本国アイルランドでもVOX AC30を使用している。基本的にクリーン・トーン、EQはフラット気味にセッティングし、細かいサウンド調整は足下のペダルで行なうとのこと。
2025年3月27日(木)代官山SPACE ODD
【Setlist】
01. The Fall
02. Moonshot
03. Feeling Fades
04. The Stars Will Leave Their Stage
05. A Distant Life
06. That Feeling
07. Death Of A Giant
08. More Is Less
09. Slowdance Ⅰ
10. Slowdance Ⅱ
11. Swallow
12. Crying
13. Born Into The Fight
14. Can’t Pretend To Know
15. Don’t Cling To Life
-Encore-
16. Trailing A Wing
17. Love Of Country
18. Ethel
19. Words Lost Meaning



