ギター初心者におくる、ギター・エフェクターの基礎知識100連発! 意外と知らない、今さら聞けない、そんな時のペダル辞典としてもご活用あれ!
文=今西勇仁(Limetone Audio)
第32回:4ケーブル・メソッドって何?
4ケーブル・メソッドとは、4本のシールド・ケーブルを使って、楽器、エフェクター、アンプを接続する方法です。
接続順は、
①楽器→足下のエフェクター(空間系以外)→アンプのインプット
②アンプのセンド→足下のエフェクター(おもに空間系)→アンプのリターン
です。この矢印(→)の部分がシールド・ケーブルになるので、数を数えると4本! なので4ケーブル・メソッドとなります。
アンプで歪みを作る場合、アンプのインプットからすべてのエフェクターを入力すると、“空間系→歪み”の順番になってしまい、空間系がキレイにかかりません。なので、アンプで歪ませた音を一度センドから取り出して、そこに空間系をかけて、リターンからアンプに戻してあげるのです。
アンプで少しでも歪ませている場合は、絶対にこの4ケーブル・メソッドを使わないといけないかというと、そういうわけではないので、あまり気にしすぎないで大丈夫だと思います!
4×2の穴(4つのスルー)があるジャンクション・ボックスを使うとセッティングがとても楽になりますので、常時4ケーブル・メソッドでの接続を行なう方には必須のアイテムです!
著者プロフィール
今西勇仁(いまにし・ゆうじん)
ギタリスト/サウンド・エンジニア。エフェクター・ブランド、Limetone Audioのサウンド・デザイナー。 “サンレコ・ミックス・ダウン・コンテスト2006”に入賞し、その後多くのミュージシャンの楽曲のミックスを手がける。また、自身もギタリストとして、アーティストのサポート活動や、レコーディングに参加。並行してプロミュージシャン向けの機材の開発、モディファイを行なう。 2017年に開催された、“第4回エフェクタービルダーズ・コンテスト”(主催:TOKYO EFFECTOR)での優勝を機にLimetone Audioを設立。プレイヤー目線での商品開発、設計を行ない、現在多くのプロの現場で使用されている。各種製品は全国の楽器店で販売中。 2020年よりYouTubeチャンネルをスタート。メーカーの枠にとらわれずに、エフェクターや機材の楽しみ方を皆さまにお伝えします。
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