ギター初心者におくる、ギター・エフェクターの基礎知識100連発! 意外と知らない、今さら聞けない、そんな時のペダル辞典としてもご活用あれ!
文=今西勇仁(Limetone Audio)
第33回:空間系はセンドリターンに入れないといけないのか
“空間系は必ずセンド/リターンにつながないといけないのか?”と聞かれたら、その答えはNOです。
センド/リターンに空間系を入れる一番の理由は、“歪みを作り出したあとに空間系をかけたいから”。アンプがどクリーンの場合やクランチ程度であればインプットの手前に空間系を接続してしまって問題ありません! そのほうがセッティングも楽ですからね。
ただ、厳密に言えばセンド/リターンの間に空間系を入れたほうがキレイにかかるというか、インプットに接続した時と比べて音が違います。その違いはわずかですが、例えば自宅で演奏や録音する時など、セッティングをそのままにしておけるような環境では、センド/リターンに空間系をつないでおいたほうが、“こっちのほうが好きだ!”と感じることもあるかと思います。両方試して比べてみると、経験として自分の中に蓄積されるのでオススメですよ。
アンプでがっつり歪ませている場合は、歪みのあとに空間系がかかるように、センド/リターンに空間系エフェクターを接続しましょう!
著者プロフィール
今西勇仁(いまにし・ゆうじん)
ギタリスト/サウンド・エンジニア。エフェクター・ブランド、Limetone Audioのサウンド・デザイナー。 “サンレコ・ミックス・ダウン・コンテスト2006”に入賞し、その後多くのミュージシャンの楽曲のミックスを手がける。また、自身もギタリストとして、アーティストのサポート活動や、レコーディングに参加。並行してプロミュージシャン向けの機材の開発、モディファイを行なう。 2017年に開催された、“第4回エフェクタービルダーズ・コンテスト”(主催:TOKYO EFFECTOR)での優勝を機にLimetone Audioを設立。プレイヤー目線での商品開発、設計を行ない、現在多くのプロの現場で使用されている。各種製品は全国の楽器店で販売中。 2020年よりYouTubeチャンネルをスタート。メーカーの枠にとらわれずに、エフェクターや機材の楽しみ方を皆さまにお伝えします。
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