ギター初心者におくる、ギター・エフェクターの基礎知識100連発! 意外と知らない、今さら聞けない、そんな時のペダル辞典としてもご活用あれ!
文=今西勇仁(Limetone Audio) イラスト=OKMT
第39回:エフェクターの保管方法
エフェクターをしばらく弾かない時に気をつけておくべきことは2つあります。それは湿気とホコリです。
エフェクターの内部には金属の接点(ジャック部分)と電気的な回路が含まれています。湿気によってジャックの接点が酸化してしまったり、場合によってはサビてしまうことによりプラグとの接触が悪くなり、接点不良が発生してしまう場合があります。ホコリで回路自体が壊れてしまうことはほぼありませんが、中のポット(ボリュームやゲインなどのつまみの先にあるパーツ)にホコリが入ってしまうことにより、ガリというノブを回した時に異音が発生する状態になってしまうことがあります。
いずれも接点洗浄やパーツ交換をすれば直りはしますが、発生しないようにするに越したことはないので、長期間使わない時は、ある程度の密封が可能なケースの中に防湿剤と共に入れておき、直射日光が当たったりしない場所に置いておけばバッチリです。ケースに入れる前に綿棒の先に接点洗浄剤を吹き付けて、ジャックの中を掃除してから保管すると100点です!
また、長期間保管する場合は電池は抜いておきましょう。長期間放置により電池の液漏れが発生してしまうと、掃除が大変になったり、電池スナップを交換する必要が出てきてしまいます。

著者プロフィール
今西勇仁(いまにし・ゆうじん)
ギタリスト/サウンド・エンジニア。エフェクター・ブランド、Limetone Audioのサウンド・デザイナー。 “サンレコ・ミックス・ダウン・コンテスト2006”に入賞し、その後多くのミュージシャンの楽曲のミックスを手がける。また、自身もギタリストとして、アーティストのサポート活動や、レコーディングに参加。並行してプロミュージシャン向けの機材の開発、モディファイを行なう。 2017年に開催された、“第4回エフェクタービルダーズ・コンテスト”(主催:TOKYO EFFECTOR)での優勝を機にLimetone Audioを設立。プレイヤー目線での商品開発、設計を行ない、現在多くのプロの現場で使用されている。各種製品は全国の楽器店で販売中。 2020年よりYouTubeチャンネルをスタート。メーカーの枠にとらわれずに、エフェクターや機材の楽しみ方を皆さまにお伝えします。
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