ギター初心者におくる、ギター・エフェクターの基礎知識100連発! 意外と知らない、今さら聞けない、そんな時のペダル辞典としてもご活用あれ!
文=今西勇仁(Limetone Audio)
第41回:アンプにインプットがたくさんあって困っています
ギター・アンプには複数のインプットがあるモデルがあります。大きく分けると3種類で、①アンプのチャンネルが分かれているもの、②音の明るさがそれぞれで異なるもの、③入力のインピーダンスが異なるもの、です。
“①アンプのチャンネルが分かれているもの”についてはRoland JC-120やフェンダー系のアンプなどで、複数のチャンネル(ボリューム、EQなど)が用意されているものがあり、チャンネルによって機能が違ったり、音に違いがあったりします。これは好みによって選択してもらってOKです。
“②音の明るさがそれぞれで異なるもの”については、フェンダー系のアンプや古いマーシャル、あるいはそのコンセプトを踏襲したモデルなどに見られます。モデルごとに名称は異なりますが、NORMALとBRIGHTなどがあり、どちらのインプットに楽器を接続するかによって音のキャラクターが変わります。EQで調整できる部分とはまた違った音の変わり方になるので、こちらも好みで選んでOKです。
最後に、“③入力のインピーダンスが異なるもの”ですが、これはJC-120のHIGHとLOWなどのように、入力機器のインピーダンスにマッチするように2種類用意されています。インピーダンスについての細かい説明はここでは割愛しますが、楽器を直接接続する場合はHIGHへ入力、エフェクターなどを介して音量が大きくなっている場合はLOWに接続する形になります。JC-120の場合はHIGHに入力したほうがよりアグレッシブな音になるので、それを狙ってHIGHに接続するのも良いです。
いろいろ試して、自分に合うインプットを探してみましょう!
著者プロフィール
今西勇仁(いまにし・ゆうじん)
ギタリスト/サウンド・エンジニア。エフェクター・ブランド、Limetone Audioのサウンド・デザイナー。 “サンレコ・ミックス・ダウン・コンテスト2006”に入賞し、その後多くのミュージシャンの楽曲のミックスを手がける。また、自身もギタリストとして、アーティストのサポート活動や、レコーディングに参加。並行してプロミュージシャン向けの機材の開発、モディファイを行なう。 2017年に開催された、“第4回エフェクタービルダーズ・コンテスト”(主催:TOKYO EFFECTOR)での優勝を機にLimetone Audioを設立。プレイヤー目線での商品開発、設計を行ない、現在多くのプロの現場で使用されている。各種製品は全国の楽器店で販売中。 2020年よりYouTubeチャンネルをスタート。メーカーの枠にとらわれずに、エフェクターや機材の楽しみ方を皆さまにお伝えします。
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